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習い事をするということ

子供の頃、友達が習い始めたそろばんを私もやりたいと思って小3から習い始めました。

別会場に試験を受けに行って響き渡るそろばんパチパチ音で緊張したり、試験に何度も落ちたり、負ける事を経験できて良かったなと思ってます。

高校では進路が決まってエレキギターが分からなさすぎて習いに行かせてもらいました。

大人になってからは、仕事をしながらお金と時間を何とかしていくつか習い事をしました。

「どこに向かってるん?」といじられる事もありましたが、何となくその時の自分に必要な事で、自力じゃなくて習った方が良いかなと思ったら習いに行きました。

友達や知り合いの話だと、子供の頃親にピアノや水泳、バレー、習字、塾、色々行くように言われて嫌だったと聞きますが、私は塾でさえ親に行くように言われなかったのでそんなに選択肢を与えてもらってうらやましいなあと思ってしまいます。(でも確かに沢山同時進行は辛くなっちゃいそうですね。)

大人になってから習い事によく行くようになったのは、あまり子供の頃に習い事を強いられなかったからかもしれません。

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仕事をしながら習い事をすると決めるのはいつもよく考えてからです。

週1ペースな事が多く、忙しすぎて体力や気力が持たなかったり、そこに向けて準備しないといけなかったりします。

なのでずっと習い続けるということはできなくて、いつも何となくの期間を決めておきます。

でも期間が終わる頃にもうちょっと続けようか迷ったりします。そこにいればいつまでも学ぶ事や発見があるのは間違いないから。
やめると決めるのも大変です。

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今絵画教室に通っています。

レザークラフトで自分の描いた絵や模様をプリントできないかなと考えて、昔美術部にいたけど基礎的な事をやっていないので行くべきかなと思って決めました。

デッサンからやりはじめて、球体を描くのがすごく難しくてものすごい時間をかけたのですが、考えながら描いて立体感が出たという経験が自分にとってすごく嬉しいことでした。

そして水彩画をやりはじめました。
淡い色使いに憧れがあって、紙の白い色を生かしながら描くという自分ではかなりハードルの高いことにチャレンジしています。

これも色々試しながら描いてコツを掴んでいく感じで、先は長いですが奮闘しております。

色々経験させてもらってますが、本来の目的がレザークラフトに生かしたいという所にあって、そこにとりかかる余裕や1人で絵と向き合う時間が取れなくて悩んでおりました。

悩んだ結果、2ヶ月ほど休学する事にしました。
この2ヶ月で自分と向き合いたいなと思います。ちょっとつめつめすぎる。

教室では練習になれば良いなと思って風景を描いてますが、自分と向き合って描く絵は1人で描きたいのかもと習い始めて思いました。
とてもややこしい人間だと思います。

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習い事、失敗したこともありますがそれぞれ色んなことが学べたり、自分の性格がわかったり、やってきて良かったなと思います。

今もうひとつ習っているのがクラシックギターですが、まず先生のファンであるという事、月1ペースなので忙しくてもある程度練習して行ける事、すぐに弾けるようなものではなくて長くやっていかないといけないのがわかる難しさ、そんな事が重なってずっと続けたいと思った初めての習い事です。

続けたいと思う事に出会えたのは幸せな事ですね、ありがたいです。

そんなこんなで心と体を落ち着かせてまた頑張っていきたいと思います!

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