新婚2か月目、結婚は墓場

7月末に入籍して、一か月と半分。
既婚者の皆さんはお分かりだろう。
しかし、私自身よ、お分かりだろうか。
結婚はゴールではない。
むしろスタートである。同時に墓場でもある。

入籍してから一か月で色々なことがあった。
入籍二週間目で、私がヒステリーを起こして自傷とオーバードーズ(多量服薬・OD)をした。
このことは詳しく書く必要はない。

そして二か月目に突入。
現在私は24歳である。70まで夫と生きるとして、あと46年。
今まで生きてきた年月よりも多くの時間を夫と過ごす。
しかも夫はフルリモートのエンジニアである。
私は私で現在在宅フリーランス(という名の仕事のない時は専業主婦)。

家計が厳しく、外に働きに出ようにも、インディードから応募した企業に蹴られる。おそらく私の作業所などの経歴を見て面接すらしてくれなかった。
他企業の面接にも行ったが、私の体の傷跡(リスカ跡)や、過去にバイトを家族にやめさせられて続かなかった旨、試験問題を最後まで解けなかったことなどで、多分面接は落ちた。
次はインディードに経歴や自己紹介文などの見直しをして、バイトに応募する予定である。
それでだめだったらハローワークに登録。
それでも仕事が見つからなければ就労移行支援、それで無理ならA型作業所。
使える手段は何でも使う。だってお金欲しいんだもん。
正直刑務所の方が仕事あるで、ワンチャン。

話が逸れた。
夫とは二年半同棲した。そして引越してひと月経たず入籍。
紙ぺら一枚役所に提出するだけで何が変わるんだと思ったが、なんか結婚してから大変なんだが。
「結婚したーい」と婚活しているお姉さんお兄さんたちは、この現実を受け止められるだろうか。
結婚は幸せのスタートでもあり、責任をシェアする地獄のスタートでもある。
正直結婚せず恋人とイチャイチャして過ごすのが一番楽ではないか。
まあ、しかし、楽なだけである。
私は結婚していきなり大変になったが、幸せも倍倍増である。
とにもかくにも、扶養加入手続きが大変だったことは言っておく。

妻としてしっかりしなきゃ！の前に人間としてしっかりしなきゃ！という想いが強く、自堕落になれなくなった。
結婚前なら溜めてた洗い物も、いつでも食器が使えるようにすぐに洗って干しておく。
夫のサポートは欠かさずに。なぜなら生活費ほとんど出してもらってるので。働きてぇ。
夫婦の会話はある。他愛のないもの、真剣な話、家計の話、将来の話、お笑いを見て笑うエトセトラ。

それでも私はこの人と結婚してよかったと思うし、夫も「てふちゃんと結婚してよかった」と言ってくれる。
人間として、妻として、将来的には母として頑張っていきたい。
とりあえずどっか採用してくれ。
ここで働かせてください！！！