霧ヶ峰のエアコンを選んだことを後悔しています。冷房で湿度が異常に上がり、除湿にすると寒すぎて、私にとっては使い勝手が悪いです。

我が家は、小動物をたくさん飼っているので、常に空調で部屋を適正な温度・湿度に保つ必要があります。そこで、引越しを機に、動物部屋のエアコンを霧ヶ峰にしてみたのですが、これが、非常に曲者で困っていますので記事にしたいと思います。

■温度調節に四苦八苦。設定温度より室温が低くなる。

まず、うちでは小動物のために温度は23度くらい湿度は50~60%くらいを目指しているのですが、霧ヶ峰で、23度設定にすると室温が20~21度くらいになります。いったい、「設定温度」という概念は何のために存在しているのか…。

■設定温度を上げると「湿度戻り」

あまりにも寒すぎるので、設定温度を25~26度くらいに設定すると、湿度が80%近くまで上昇してしまいました。これは、「湿度戻り」という現象だそうです。室温が設定温度より高いと、室外機が運転を止めて冷房をストップさせ、エアコンの内部に残った水分が送風によって室内に排出されることにより、湿度が上がってしまうのです。

■除湿にすると寒すぎる

冷房は寒すぎる・設定温度を上げると湿度戻りが発生するということで、除湿を試すことにしました。霧ヶ峰の除湿は温度設定をすることが出来ず、「強」「標準」「弱」の中から出力を選ぶような形になっています。冷房での湿度戻りがあまりにもひどかったため、「強」にしてしばらくすると、20度を下回る。最初の冷房どころじゃないほど部屋が寒くなりました。これはいけないと、すぐさま「弱」に変更し、様子をみましたが、依然20~21度くらいで寒すぎる

■除湿機購入以外に打つ手はなし。

冷房もダメ、設定温度を上げてもダメ、除湿にしてもダメ、となるともう打つ手がありません。とりあえずの対応として、除湿を「弱」にして扉を開けっぱなしにすることで、冷房効率を下げて寒くなりすぎないようにし、何とか22度くらいまで温度を上げることが出来ました。しかしずっとこのまま扉を開けっぱなしで生活する訳にもいきませんし、どうにか温度・湿度ともに一定に保つ方法を探さなければいけません。

ひとまず、除湿機を導入し、エアコンの設定温度は高めにして、除湿戻りした分の湿度を除湿機に下げてもらうという方式で行こうと考えています。本来であれば、すべてエアコンにお任せしておけばいい事を、ここまで労力とお金をかけて対策しなければならないことに対してモヤっとしますが、仕方ありません。

■製品購入前にしっかりと調査を。

今後は、エアコンに限らず、何かを購入する前には商品についてしっかりと調査し、強み弱みを抑えたうえで、自分が期待する機能を満たしているかどうかを考えてから、購入したいと思います。

私には霧ヶ峰は向いていなかったのですが、一気に冷やす性能の良さはあるので、日当たりが良すぎて暑くなりやすいなどの問題を抱えているご家庭にはいいのかもしれません。

ともかく、家電で大失敗したのは今回が初めてでしたので、本当に驚きました。皆さんもお気を付けください。

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