二元性や制限があるから世界観が広がり全体が見えてくる

子供の頃は月曜日から土曜日まで学校がありました。
だから日曜日がくることが楽しみで、1ヶ月以上ある夏休みといったらパラダイスでしたよね。
なんとなく夏のピークが過ぎたなと感じる頃、また学校が始まるのか〜という切ない感情は今も覚えています。

でもね、その頃に受け取ったインスピレーションは、「毎日が日曜日だったり、一年中夏休みだったらつまんないでしょ?」というメッセージだったんです。子供心になるほどな〜と思ったんですよね。

そして現在、コロナのまん延防止のために多くの制限が設けられ、世界全体が大きな影響を受け、今まで当たり前だったことができなくなって、その当たり前が実は恵まれたことであり、幸せなことだったと気づきました。

平日と日曜日があるから日曜日が楽しい、制限がない世界にいるとわからないことが、制限されることによって明確になる。
これがこの宇宙の仕組みの素晴らしいとこだと最近感じています。

「正と邪」「光と闇」「白と黒」「マイナスとプラス」のような二元性も、どちらも存在するからバランスが取れているのであって、「正と邪」は「正」だけあればよくて「邪」はいらないということではないし、「光と闇」もそうですね、「闇」がなければ「光」存在できません。
闇を存在させれば光が見えるという、絶妙な関係がそこにはあります。

どうしても私たちは「いいか悪いか」「正しいか間違っているか」「損か得か」みたいな見方しかできなかったのですが、それを卒業するというか、俯瞰で見れるような視点を持つタイミングにきています。
より広い世界観を獲得するためだし、全体を見るためでもあります。

目に見えるものや出来事を、そのどちらかで分類せずに、ありのままに見てそのままで受け取り、ジャッジをせずに選択するということ。
その選択が人生において大きな決断の場合もあるでしょうし、大いなるリセットになることがあっても、それによって何かを失うことではありません。
ただそこには経験があり、何を学ぶのかということ。
だから落ち込んだりパニックになる必要もなくて、ただ受け入れて消化していくことが、人生の達人なんだなって思います。

ここのところ自分自身にもいろんなことが起きていますが、ハッキリ言えるのは受け取り方や反応の仕方が変わりました。
価値観の変化もありますが、分離された世界にいると思い込んでいたけれども、実は全部繋がっているということが、理解できたのかもしれません。

特に今回の夏至を過ぎてシフトしたなという感覚がありますが、こういうことが繰り返されて、だんだんと筋が通って焼きが入っていくのだろうし、進化と発展という二つの大きなテーマを実行していくためには、二元性や制限の中にいながらも、本来は自由であることを思い出し、行動に移していくことなんですよね。
それがこれからの新しい地球での生き方になり、とてもポピュラーな価値観になるということを実感しています。



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