シンガーソングライター工藤江里菜さんの能力について語ってみた

エリボンこと工藤江里菜さんと出会ったのは、2003年10月なので、16年半ほどのお付き合いになります。
アーティスト本人がセルフプロデュースしながら活動するというのは、今では珍しくないですけど、先駆者として実績を作ってきた一人であることは間違いないでしょう。
現在は(株)ハツミミの代表として、妹とご主人の三人で切り盛りをし、子育てもしながら活動しています。

エリボンの才能は幼少の頃から発揮されていて、中学二年生の時に、ヤマハのエレクトーンコンクールで全国大会で金賞受賞という、輝かしい実績も残しています。
エレクトーン奏者として全国で演奏していた過去があるのですが、やはり歌を通して表現したいという思いが強くなり、プレイヤーとして生きていくことをやめ、シンガーソングライターとして活動を始めた頃に僕と出会いました。

子供の頃からメロディーがどうのとか、コード進行がなんちゃらという意識はあまりないらしく、「音」を記録、もしくは記憶する能力に長けた人なのですが、例えばCBSソニー(現ソニーミュージック)の初代社長の大賀典雄さんは、知らない国へ行っても、地図を眺めて記憶するからカーナビが必要なかったり、オーケストラで指揮をする時に、早朝からスコアを眺めて各パートを全部頭に入れてしまうという話を聞いたことがあります。
そういう能力の一つなのだと僕は理解しています。

ただ本人にとっては、それが特別なことじゃないと思っているところが面白いんですけどね(笑)



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