全国共通ワンパターンのライブ構成を今すぐやめる


ライブハウス以外でもカフェやショッピングモールや路上など、全国的にライブをやれる場所は増え、それに伴って音楽活動をする人口も増えてきたことはとてもいいことだと思っています。
仕事柄、あちこちでライブを観る機会が多いのですが、ワンマンやツーマンでなければ、ワンステージが30分〜40分というのが一般的でしょう。

そのライブの構成において下記のような全国共通ワンパターンのスタイルというのがあります。

頭で1〜2曲歌ったら「初めまして!」や「こんにちわ〜」の挨拶や簡単な自己紹介。
また1〜2曲歌ったらスケジュールが決まっているライブの告知。
そして「最後の曲です」とか「あと2曲で終わりになります」という前振りがあり、「この後も素晴らしいアーティストがたくさん出ますので、最後まで楽しんでいってください」と締める。

もしこのパターンか近い構成になっているとしたら、今すぐ改善しましょう。
言っておきますが、これは構成を全く考えてないのと同じで、思考停止してると言わざるを得ません。
構成や演出を自分で考え工夫するということをやっていかないと、ショーアップしたライブにならないし、初めて見てくれた人にも印象は残りません。

たとえワンステージが5〜6曲だったとしても、やり方は無限にあります。
そのためには他の人がどんなふうにやっているのか研究するんです。
一番いいのは尊敬できるアーティストのライブを生で観ることですが、DVDやYouTubeでもライブの動画は観れます。
MCの流れや曲の繋ぎ、もしくは曲に入るきっかけなどなど、参考になることはたくさんありますから、これはいい!と思ったことを、自分のライブに取り込むんです。

このワンパターンの構成でなくても、1曲歌ってMC、1曲歌ってMCの繰り返しも、よっぽど話が上手な人でないとメリハリがなくて飽きます。
構成や演出が充実してくれば、それだけでファンが増え、集客に繋がりますから、いろんなことを試しながらレベルアップしていってください。



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