ライブの動員が増えないたった一つの理由


その答えは実に簡単です。


ライブがつまらないからです。


それ以外に答えはありません。
もし歌や曲が今ひとつというか発展途上だったとしても、ライブが楽しければお客さんは増えますから。


音楽アーティストはオリジナル曲の制作にはこだわりますが、それを聴いてもらう場でのステージ表現方法には関心がないか、やり方がわからない人が多いんです。
最初はどうすればいいのかわからないかもしれませんが、まずは自分で研究することです。

ショーアップされてないライブを観ることほど退屈なことはありません。
親か彼氏彼女、仲のいい友達だけ集めて演るならそれでもいいかもしれませんが、ライブは練習してきたことの発表会ではないんです。
しかもライブハウスなどではチケット代も取るわけですから、その料金で満足してもらえる内容のライブができたのかどうかが次に繋がります。

ショーアップといっても踊ったり笑いを取れということではないんですね。
自分なりに演出や構成を考えればいいのです。
歌い終わった後のMCで、「えっと、ここでMCなんですけど、何を話そうかなぁ〜」みたいなライブも見かけますが、これは即退場モンですな(笑)
ライブ当日にセットリストを作って、こことここにMCを入れて〜という程度では全く考えてないのと同じです。
事前の準備とリハーサルをしてから臨むくらいのことは最低限必要です。



いいですか、メジャーと契約しても食べていけない現在、音楽の世界でやっていくには相当な覚悟が必要です。
作品作りにこだわることはもちろんのこと、その発表の場であるライブでどんなふうに聴いてもらうか、楽しんでもらうかを考えなければライブを演る意味がないんです。
ただ曲を並べて歌ってるだけなら、携帯プレイヤーでCDなどの音源を聴いていた方がましです。

路上であってもライブハウスであっても、人前で歌ったり演奏したりしたときに印象を残せるかどうかです。
歌や演奏にエネルギーもなければダメだし、立ち姿がダサダサなのも印象はよくないですね。
さらにボソボソと何をしゃべってんだか聞こえないようなMCなら、だれも興味をもってくれません。

路上ライブだとしても、ステージというのは神聖な場所です。
何でもない通りや駅前を、ステージという特別な場所にできるかどうかは自分の技量なんです。


路上ライブ、対バンライブ、ワンマンライブなど、それぞれやり方がまったく変わりますから、それぞれの内容に関して研究や工夫を重ねて、他人からやり方やアイデアをいただくのもよし、YouTubeなどで参考になる動画を探すもよし、とにかく自分で研究し尽くしてください。
「どうやったらいいんですかね?」と人に聞いてる時点でやる気も才能もないということを宣言してるのも同じです。
自分の作品作りから発表する場、つまりステージでの魅せ方、表現方法に責任を持つことです。

いいステージができたら、必ずリピーターとなってくれる人がいます。
これはすぐに反応が出るのでわかりやすいです。
もし動員が増えなくて悩んでいるのなら、ライブのやり方を根本的に見直しましょう。
演出や構成、魅せ方などなど研究してください。
エンタテインメントなんですから、観て楽しめる要素がなければただの発表会になってしまいます。
ぜひ次回のライブから意識を変えて望んで欲しいと思います。


小山のブログ  https://ameblo.jp/canbe888

Mail  quont1994@gmail.com




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