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組織の機能不全は内部崩壊から

会社を始めとする大きな組織は、人数や数字(売り上げ)が最も大事なことであり、それが低下すると存在が危ぶまれるという仕組みになっています。

そもそもそこに問題があるのですが、組織も生き物みたいなものなので、存続しようという意思があって動いていて、そこで働く人間を細胞に例えると、本来細胞にも意志があるはずなのですが、組織の意思に従っていると本当の自分がわからなくなるし、組織の意思と自分の意思のズレに苦しむようになり、次第に病んでいってしまうのです。

細胞である個人が病んでいき、それが増殖することは癌が蔓延るのに似ていて、組織全体を蝕むようになり、やがて機能不全になり自滅してしまうという流れがあります。

今現在のほとんどの会社組織は、言葉では社会貢献だの人材を育てるのだの言いながら、末端の社員に負担をかけてしまっているケースが多く、我慢の限界を超えて精神や身体を壊してしまう社員が多いのは、今の組織のあり方に問題があり、でも時代の変化に対応できていないのです。

でもここでよく考えなければならないのは、組織という箱(入れ物)があって、そこに人間が押し込められているのではなくて、人間の集合体が組織だということ。つまり自分が主役であり、雇用関係があったとしても、それは上下関係ではないし、ましてや奴隷ではないのです。

だからもしこれは何かおかしいと感じたり、自分には合ってないと思うのであれば、自分から離れていけばいいのです。我慢した挙句、病んでしまって長期休養を取らざるを得ないなんて本末転倒ですからね。

組織内にいると組織ありきな感じになりがちですが、組織に依存することなく、あくまでも自分中心に動けるように環境を整えましょう。
自分のことを最優先し、会社人間にならないよう、ましてや社畜と言われないような生き方をしなければなりません。

これから終わっていく組織も多いと思いますが、なるべく影響を受けないようにして、自分の感覚を頼りに最適解を求めていきましょう。
全ての責任者は自分であるということを忘れず、組織が機能不全になる前に脱出するなり次のステージへ旅立つなりして、自分を守ってくださいね。





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