音楽のプロの定義が変わった


昔は音楽のプロ=100%音楽の収入だけで食べてることであり、メジャーのレコード会社から発売していることが前提でした。
しかし現在ではその意味合いが変わってきています。
100%音楽だけで食えているかどうかということは、あまり意味を持たなくなったのです。
つまりそれはその個人の考え方により、活動方法が大きく異なるということです。

例えば100%音楽の収入だけで食べていきたい人と、他の職業と両立させて音楽では50%くらいの収入を得てやっていきたいと人では考え方ややり方が全く違います。
もし音楽で100%収入を得ていきたいというならそれなりの覚悟が必要だし、他に複数の仕事をやりながらということであれば、自分に合ったペースでやればいいのです。

80%くらいはなんとか音楽で収入を得ているが、足りないところはアルバイトで補っているということだとしても、音楽のプロであることに変わりはありません。
自分のキャリアとして音楽をやっていくということと、音楽だけで100%収入を得ているかどうかは関係ないということですね。

実際にミュージシャンでありカメラマンでもあるとか、福祉関係の仕事をしながら歌うことで自分を表現しているというアーティストもいます。
メインの仕事があって副業を持っているということではなく、複業で生計を立てているということです。

一般企業でも副業を認めるという会社が増えてきましたし、仕事に対する考え方は大きく変わりました。
同じ会社にずっといて、会社の中にいるから仕事が成立するという生き方は時代に合わなくなったと言えるでしょう。
もしその会社が破綻したり、その業種が世の中に必要が無くなった場合は路頭に迷うことになってしまいます。

景気不景気や会社の業績から受ける影響を極力少なくするには、複業という形でいくつかの収入源を持っていることが望まれます。
その中の一つが何らかの理由で無くなったとしても、他の収入でカバーできるからです。
正社員であることが安定を保証することではなくなった現在では、自分自身で将来の設計をしていかなければなりません。

音楽を仕事にすることは昔なら何かを犠牲にしなければならないケースが多かったのですが、今ではやり方さえ考えればいくらでもできます。
結婚しようが子供が生まれようが、ずっと音楽と付き合っていくことはできるのです。

過去に3人の子育てをしているお母さんアーティストのワンマンライブのプロデュースをしたことがありますが、仕事を持ちながら子育てもし、音楽もやるというスーパーなお母さんでした。
活動方法に正解はありません。
この例からもわかるように、自分がどうなりたいのか、どうしたいのかが全てを決定していくのです。


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