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死期を悟っていた美空ひばりさん

美空ひばりさんは、日本の音楽史に間違いなく名前が残る、偉大な功績を残された方ですが、生前一度だけ新宿コマ劇場の公演を観にいったことがあって、本当に行っておいてよかったなって思うし、今もその感動を忘れてません。

この歌を聴いて、人間て自分の死が近づくとわかるのかな〜と考えさせられたことがありますが、僕の母親も亡くなる3ヶ月くらい前、ふとしたときに「お迎えが近いのかな〜」なんて言っていたことを思い出します。

美空ひばりさんの名曲「川の流れのように」は、最後のシングル曲として知られますが、当初は別の候補曲があったのですが、ひばりさんがこの曲をシングルにして欲しいと熱望して決まったようです。
ちなみに発売された年の6月24日に52歳で亡くなっていますが、本当に聴けば聴くほど名曲です。


「川の流れのように」 秋元康作詞・見岳章作曲

知らず知らず 歩いてきた
細く長い この道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ 川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ

生きることは 旅すること
終わりのない この道
愛する人 そばに連れて
夢 探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかは また 晴れる日が来るから
ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように 移り行く
季節 雪どけを待ちながら

ああ 川の流れのように おだやかに
この身を まかせていたい
ああ 川の流れのように いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら




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