スピリチュアルは現実逃避のためのツールじゃない

Wikipediaによると、「英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来するキリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま」ということですが、意味がざっくりとしているので、何となく不思議なもの、または怪しいものとして捉えられているのではないですかね。

チャネラー(高次の意識とチャネリングする人)とか、霊視、霊聴ができる人など、世の中には特殊な能力を持った人がいます。
これは特殊ではあるかもですが、足が速いとか歌が上手いみたいなことと同じで、個性の一つです。
その能力を持っているからといって、人格者であるかどうかは別問題です。

「自分は特別な人間だ」と思われたいがために、そういう能力があるということをアピールする人が多いことも事実ですし、何か目に見えないものとアクセスできるからって、ありがたがる必要もないし、これからはそういったスピリチュアルな能力が身につくというか、能力が自然に開いてくる人も増えてくると思います。
これも地球の波動が上がってきたからなんですけどね。

要は「神降ろし」できる人からアドバイスをもらうのではなく、自分が直接「神」と繋がる、アクセスするということです。
これは見えるとか聞こえるということでなくても、なんとなく感じるとか、突然閃くとか、そういう感触のものが多いかもしれません。
どちらにしても、そういうメッセージが降りてきて、それに従っていると物事がスムーズに運ぶということがあるでしょうね。
降りてくるというよりは、自分の中から湧いてくるという感じかもしれませんけど。

だからこそ、自分の波動を上げていく必要があるんです。
高次の波動にアクセスするには、自分が波動を上げて同調するしかないですから、日々魂を磨くことです。
結局は3次元の世界に生きている訳ですから、高次の意識に繋がったままで、今いる場所を素晴らしい環境にすることが、人としてやるべきことです。

現実から目をそらしてスピリチュアルなことをありがたがったり、自分の歪んだ自尊心を守りたいがために、「特別な能力」があることをアピールするのは、波動を落としてしまう行為であることは間違いありません。

まだ現代では多少の嘘が通じるかもしれませんが、アフターコロナの時代は丸裸の魂同士でお付き合いする時代です。
もう完全に地球はその波動に変わりました。
自分さえよければいいというような波動の人たちは、間違いなく振り落とされます。
嘘偽りが通用しない世界は、古い価値観の人たちにとっては、居心地が悪いどころか存在することが難しくなるんです。

肉体は入れ物であって、人間の本質は魂です。
その魂を磨いていくこと以外に、人として存在する意味はないといってもいいでしょう。
スピリチュアルは現実逃避するためのツールではないし、ありがたがるものでもありません。
新しい地球は「心」の世界です。
その本質をしっかり理解することが、新しい地球へのパスポートとなるでしょう。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?