芸能プロダクション業界の近代化は実現できない


今朝配信されていた、「SMAP解散」で考える、芸能界という周回遅れのビジネス。という記事を引用して書きます。

まず問題があるとして指摘されているのは以下の4項目です。

1.メディアとの「バーター取引」の存在
2.所属タレントに不利な「マネジメント契約」の内容
3.タレントの独立、移籍を阻害する「妨害行為」の存在
4.所属タレント等に対する「ハラスメント」に相当する行為

特に古い体質の芸能プロダクションはこういうことで成り立ってきた感はありますが、あらためて文字になると未熟なマネジメントと言わざるを得ませんね。
ただ、今までこういうやり方だった芸能プロダクションが、これから改善してやっていけるのかということに関してはイメージができません。
何度も書いていますが、いま存在する芸能プロダクションはやり方を変えることができないからです。
やはり変えていくのはこれからの世代の人なのです。

今起こっている世の中の変化は、今まではこうだったけれどもこれからはここを改善すれば上手くいくでしょう、ということではないのです。
それでは本質を捉えていないことになります。
根本から変わるというか、全くの別物が登場すると行った方がわかりやすいかもしれません。
それくらい大きな変化の時期がやってきているのです。


この記事を書いている経営コンサルタントの川崎隆夫氏は、最後にクリーンな業界」になるよう変革を求めるためには、政治の強力なリーダーシップが不可欠ということを提案されていますが、これも全く効果が期待できないし、国が政策で行っていくというのは考え方として的が外れています。
なぜなら芸能、つまりエンタテインメントについて理解している人間がいるとは思えないし、そもそもピラミッド社会の上から下を指導監督するというやり方が時代に合っていないからです。

一つだけ言えることは、SMAPの解散によって芸能界のシステムについて変革の声が高まってきていることは良いことです。
変わらなきゃというよりも、このまま続くわけがないという状況になっていますからね。

しばらくはこうやって古いものが崩壊する姿を立て続けに見ることになっていくと思いますが、これは新しいものが生まれてくるための通過点です。
今まで経験したことがないくらいの大変化ですから、今までの常識や価値観で捉えていては淘汰される側になってしまいます。
何が本質で、何が大事なことなのかを見抜く感性だけは養っておきましょう。



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