場数を踏むことが大事な理由


昨日は工藤江里菜のライブサポートでギターとベースを弾いたのですが、場数を踏むことが大事なことを、改めて身を以て体験しました。
特にベースに関しては、昨年の12月に購入して以来少しずつ練習をしてきましたが、練習してきたことの半分も本番ではできませんでした(泣)

家にベースアンプがあるわけでもないし、あったところで近隣に迷惑がかかるので、ひたすらヘッドフォーンで練習していました。
先日のリハーサルのときに実際にアンプを使ってみて、左手のミュートの甘さが如実に出て、やはりアンプを使っての練習が必要なことは痛感しましたが、本番ではその域ではなかったですね。

まずフレーズを音源からコピーして、そのフレーズを弾けるようになるようにして、さらにグルーヴがだせるところまでひたすら弾き続けたつもりでしたが、それはやっぱり「つもり」でした^^;

ステージでモニターの環境も限りなく理想に近い感じで作ったのですが、普段の練習時の環境とは全く違います。
その環境に違いにすぐには対応できず、あたふたなプレイになってしまいました(笑)
ギターを弾く曲のときには、モニターからの返りが聴こえないという機材のトラブルもありましたが、それは今までの経験もあるので特にパニクったりはありません。やはり慣れというのは大事ですね。
カラオケでしか歌ったことがない人が、生バンドなどで歌ったときに固まってしまうことはよくあることなんですけど、その状態と同じです。
何度か一緒に演奏すれば耳が慣れるんですけどね。


そういえば中学のブラスバンドで県大会に出場したときにも似たようなことがありました。
練習している学校の音楽室は狭くてギュウギュウ詰めだったのですが、市民会館クラスの大きいホールだったので、両側いる他のメンバーがエライ遠いとこにいるんです。
で、演奏していても、自分が吹いてる音ばっかり聴こえていて、ものすごく萎縮して演奏したことを覚えています。

やはり数をこなすことです。
そして経験値を増やすことで、持っている能力を最大限に発揮できるようにすることですね。

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