プロには敵わないという意識を捨てる

どんな世界でもプロにはプロの素晴らしさがあります。
でもどんな人でも最初は素人からのスタートだったはずだし、そこから経験を積んでさらに腕に磨きをかけていったから現在がある。

でもね、あえて視点を変えて、プロだからこそ陥ってしまうこともあるんじゃないかってことを考えてみて欲しいんですよ。

例えばね、わかりやすく音楽でいうと、プロはスタッフも関係する人たちもみんなプロなんです。
そりゃいいものができるのは当然のこと。

そこで考えて欲しいのですが、みんながプロであることで、出来上がったものは当然ある一定以上のクオリティーになるんですけど、そのクオリティーのものばかりが増えてくると、全部が全部ちゃんとしすぎていることで、逆に目立たなくなるというか埋もれてしまうんですよ。
そういう見方もあるってこと。

だから「荒削り」であることや、「未完成」であることが魅力になる場合もある。
そういう部分で他と差別化するってこともできる。
ということは、自分にしかないものをアピールすることで、何か目立つことができるのではないかという発想。
これが大事なんですよ。

なんでもかんでもプロは凄いということではなかったりするかもしれない。
切り口を変えたり、見せ方を工夫したり、やり方を変えればプロと肩を並べることができるかもしれない。
そういうチャンスは無限にあります。
情報もたくさんあるし、ネットで発信もできるんですから。
あとは自分の発想力、想像力、行動力かな。

プロとして仕事をしていると、クオリティーにこだわるあまりに大事なことを見落としたり、これはこういうものだという既成概念に縛られることもあります。
逆に経験がないというのは発想が自由であり、型にはまらない強みがあります。

今現在のプロの活躍を見て自分との差に落ち込むのではなく、自分のイケてるところを探せばいいんです。
全てにおいて劣ってるなんてことはありませんから。
それはそういうふうにしか見れない思考になっているだけ。
自分の中に眠ってる能力を見つけ、引っ張り出して磨いていくことで、あなたという存在が輝き始めますから、自信を持ってチャレンジしましょう!

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