表面的なことではなく発言の内容や行動で本物かどうかを見極める

僕は特別な霊能力があるわけではないので、何かが見えたり聞こえたりするわけじゃないし、高次元の存在に繋がってメッセージを下ろしたりはできません。
ただ子供の頃から「知っている」ことがたくさんあって、大人になるにつれ、それはみんなが知っていることではないことがわかってきました。

例えば人間は輪廻転生を繰り返しながら、多くの経験を積んで進化していく存在だということ、地球は長い歴史の中で、ポールシフト(地軸が変わること)や大陸が海に沈んだり海が隆起して陸になったりを繰り返し、いろんな文明が生まれては消えていったこと、そして地球以外の星から生命体がやってきた過去があることなどを、「知っている」という感覚がありました。

ただそれを証明することはできないし、妄想だと言われればそうかもしれませんが、まぁでも近い将来少しずつ事実が明らかになり、海底に遺跡があることや、標高が高い山に魚貝類の化石が見つかることも、南極の氷の下に遺跡が眠っていること、地球外の生命体がコンタクトしてくることも不思議なことではなくなるでしょう。

いつからかスピリチュアルという言葉がよく聞かれるようになり、一昔前は書店でも、宗教や精神世界のコーナーにひっそりと書籍が並べてある程度でしたが、最近は扱うコーナーも大きくなり、ネットではたくさんの記事や動画がアップされています。

まぁ僕自身もスピリチュアル寄りな記事を書いていますが、それは子供の頃から知っていることに加え、不思議体験も含む実体験をもとに書いています。これからはスピリチュアルな会話も一般的になるだろうし、人間の本質の部分の話ですからね。昔の小学校でいうところの道徳の時間に習ったことに近いのかな。

スピリチュアル的な話題を提供する人も増えたし、今後も新しい肩書きが登場し、スピリチュアルを語る人がたくさんでてくるでしょうけど、心のことや見えない世界のことを伝えるのは難しいものです。
たった一人の人に心酔して、この人の言うことは間違いない!というように、ある種の盲信のようになってしまうのもどうかと思うし、たくさんの人の動画や記事を見すぎて、何が嘘か本当かわからなくなってしまうのも考えものです。

そこで大事なのが、自分軸をしっかり持つということと、発信してる人の人間性を客観的に見ることですね。
その内容を精査して、理性的であるとか品があるとか、いたずらに恐怖心を煽らないとか、実はそういうところで判断できます。

例えば高次元の存在とチャネリングできたとしても、波動の法則によって、受け取る側が理解できる範囲内でのメッセージだということを知っておくことも必要でしょう。
稀に理解を超えた現象が起こることはありますが、地球には地球のルールがありますから、地に足をつけた視点で見ることです。

比喩で伝えるのはちょっと難しいのですが、例えばある特定の人物について語る時、小学生と高校生では理解の深さが違いますから、自分が理解できる範囲内でしか語ることができないのと似ています。
その人物の言葉や行動、どんな形で社会貢献をしているかは、語る側の認識を超えた理解をすることは難しいということ。
違う言い方をすると、受け取る側の器によって見え方が違うということですね。

人気があるとか、フォロワーが多いというのも一つの基準にはなるかもですが、大事なことはその中身です。
話し上手な人もいるし、興味を引かせるのが上手い人もいるし、インパクトが強い人もいますが、その本人の人間性や語っていること、表現していること、それが本物でなければやはり胡散臭さや薄っぺらい感じがします。

ネット上には情報が多すぎて、何を選択すればいいかわからない時もあるかもしれません。
その中から自分にとって有効な情報を取捨選択することが、これからの時代は特に大事なので、その能力を身につけていくことです。
表面的なことに振り回されず、本質を見抜く感性を身につけましょう。

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