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【6398文字】物販経験0の僕が4ヶ月半で月商120万円出すまでに行なってきたこと全て

・これから自社ブランドを始めようか悩んでいる人
・なかなか結果が出なくて悩んでいる人

そういった人に向けて、物販経験0の僕が4ヶ月半で月商が120万円出すまでに行なってきたことを書いています。

追記
たくさんの方に感想をいただきました!モチベーションになります!ありがとうございます!

それでは本編です!

自己紹介

早稲田大学3年生、関東住み
物販といえばメルカリを使用したことがあるくらいで、未経験でした。
AmazonOEMというビジネスモデルの存在を2020年7月頃に知り、2020年9月に100万円の資産スタートで参入しました。
ツイッターやってます!初心者ならではの視点を呟くので、よかったらフォローしてください。

そもそもなぜAmazonOEMをビジネスとして選んだのか?

AmazonOEMのビジネスとしての特徴を僕なりに挙げると、

 • ネットに情報が転がっていて、勝ち方がわかる(知識も人脈も経験もない学生にとっては必須条件でした)

 • 先行優位性があまりない(カタログにレビューが溜まる以上ある程度無形資産はあるが、ECのビジネスモデルの性質上差別化すれば十分後発でも勝つことが可能であり、勝つことができなくてもビジネスとして成立する)

 • 積み上げ式のビジネスモデルであり、稼げる上限値が高い • 売却できる • 少数精鋭でできる(月商1000万円くらいまでは一人でも多分できる)

 • 市場リサーチから商品開発、販促さらにはファイナンス、マネジメントまで、包括的な知識が必要(逆に、各分野で及第点を取れれば十分勝てる

です。

これらはAmazonOEMをやろうか迷っていた頃のメモをそのまま記載したのですが、あながち間違っていなかったなと思います。


読んでくださっているあなたがどれくらい稼ぎたいのかにもよりますが、「勉強し続けられる(新しいスキルを獲得し続けることができる)」人にとっては、かなり良いビジネスモデルなのかなと思います。


参入以前の僕は、アドアフィリエイトというビジネスモデルとAmazonOEMのどちらをやるか非常に迷っていたのですが、アドアフィリエイトは少ないキャッシュかつ一人かつ短期間で数千万円稼げるポテンシャルがある一方で、「売るスキル(コピーライティング等)」がずば抜けていないと稼げないと踏んだので、地道に積み上げていけるAmazonOEMを選択しました。


AmazonOEMはたくさんのスキルが要求される一方、各分野をちゃんと勉強すればセンスがなくても再現性高く稼ぐことができると思います。

具体的に何をやってきたか?

9月の活動
資産130万円スタート
月商0円
やったこと
まずは資産がないと始まらないと思ったので、資金調達に乗り出しました。日本金融政策公庫から300万円ほど調達できるかなと思っていたのですが、学生ということもあって100万円の借り入れという結果になってしまいました(着金は2週間後くらい)。
そして、リサーチしサンプル発注までを9月中に行いました。具体的には、以下のことを行いました。

 • 何からやれば良いのか見当もつかなかったので、王道のカテゴリーを選択(カテゴリーは一応伏せます)

 • 売れ筋ランキングから、月間300〜500個ほど売れている商品をひたすら探す(10〜15個くらい探しました)

 • 探した商品をアリババで調べて、利益率25%以上だったら合格(今思えば甘い基準だと思います)

 • 5商品合格になったので、それぞれ5〜10工場ずつからサンプルを購入(後述しますが、サンプル購入は失敗してもあまり痛くないので、初めての人は迷う時間があったらサクッとサンプルとって動き出した方が良いかなと思います。)(代行会社はあまり考えずに有名どころを選びました。)

10月の活動
10月頭の現金資産 220万円
月商 0円
またまた資金調達で動きました。借りられるだけ借りておこうと思ったのです。信用保証協会から150万円借り入れをしました(着金は1ヶ月半後)。


10月上旬にはサンプルが届き、早く動いた方が良いと思い、届いた2日後に本発注をしました(3商品分)。合計80万円くらいだったかなと思います。


そして本発注後、Amazon内SEOを学び始めました。本発注した商品のタイトル、箇条書き等の作成方法をYoutube等で学び、作成。その後、7枚の画像を作成開始。いろんなカタログを見て、どんな訴求をどんな順番でするといいのか、見様見真似で頑張っていました。
そしてこのタイミングで、「いかに良いデザイナーに出会えるか?」がかなり重要で、人脈的資産になると考え始めました。
ひたすらデザイナー探しに。各クラウドソーシングで募集するのではなく、自分からDMを送ってスカウトしていました。
合計5人に発注。結果は以下のようになりました。

・1人目。1枚1000円と安くてスピードも速いが、クオリティが低い。現在は安くサクッと作りたい時に依頼しています。

・2人目。1枚1000円と安いが、スピードとクオリティ共に低い。打ち切り。

・3人目。1枚2000円と普通だが、自分が描きたいようにやる!的なデザイナーなので、現在はセールス系には使わず。プロダクトデザインや同梱物のデザインの時にうちのコンセプトとターゲットはこんな感じ!あとはいい感じにやっておいて!というような依頼をする関係を構築。

・4人目。1枚2400円と普通だが、スピード・クオリティ・コミュニケーション全てにおいて満足度が高く、相性が良いので、現在は基本この人に依頼。

・5人目。1枚数3000円と少し高めだが、スピードは普通で、圧倒的クオリティのため、いつか勝負するプロダクトの時に依頼しようと考えている。


という感じです。いろんなデザイナーにお試し発注する中でお金は結構使いましたが、こういう使い方は、無形資産になるので、良い使い方をしたなと思っています。それに結構使ったといっても合計10万円もいかないです。また、ワイヤーフレームの作成に頭を使い、考え抜くのはかなり良かったと思います。初めてで不安だらけの毎日だったのを記憶しています。

11月の活動
11月頭の資産 100万円
月商 56, 000円


11月の前半は新たに市場リサーチし、新たに4商品ほどサンプル発注し、届いた中から勝てると踏んだ2商品を本番発注しました。この時点でほとんど資産がなかったと思います。


そして忘れもしない11/15。初めての商品ローンチです。期待と不安を募らせていましたが、一日2〜3個くらいの売れ行きでした。


ここからどうやって伸ばしていけば良いのかわからず、広告を試してみたり、値下げしてみたり、商品紹介コンテンツを追加してみたりしていました。


この辺りにおいて一番不安が強かったです。どんどん資産は減っていき、あまり売れない。安売りに加え広告を出しているためたとえ数個売れても利益は出ない。 合計5商品開発しているため、現金資産が100万円を割りこみ、一時的に赤字金額は200万を超え、ヒヤヒヤしていました。11月下旬に先月行っていた信用保証協会からの借り入れを着金し、250万円くらいになりだいぶ余裕ができました。

また、商品紹介コンテンツの審査が一向に通らず、苦労していました。
twitterで出会ったDiceさん
に助けていただきました。その節はありがとうございました!!

ついでに、コロナ特別対応型 小規模事業者持続化補助金の申請もしました。通れば150万円分広告や画像作成等に使えて、使った金額の2/3が助成されるありがたい制度です。通るかなー。

12月の活動
12月頭の資産 250万円
月商 70万円


その後色々試していたのですが、結局、「レビューがついた後の」売れ行きの方が顕著に伸びました。なんとかして2,3個はレビューを獲得するしかないです。


また、ひたすらタイトルのABテスト、1枚目のトップ画像のABテストをやっていました。この2つの変数はAmazonOEMにおいて売上に大きく影響を与えるので、頑張った方が良いと思います。


そして、一度売れ始めると指数関数的に伸びていきました。一番楽しい時期でした。今までの努力が報われ始めてきたのを肌で感じていました。


12月末、春節というワードをその時初めて知り、慌てて追加発注を。3月まで持つ在庫量なんてわからず、控えめに仕入れましたが、それでも現金ばかりが先に出ていき、残り現金は50万円ほどになっていました。

※年末にAmazonOEMについて振り返ってみたときのメモがあるので、お時間のある方はご覧ください。自分しか読まないことを想定して書いたので、敬語ではないことをご了承ください。
https://www.notion.so/amazonOEM-2020-f291568dd31e48cdb06e21976eef216b

1月の活動
1月頭の資産 50万円
月商 120万円(予測)


お金がないので、新しい発注はできない。
そのため、

• レビュー施策
 →良いレビューが入りやすい仕組み(手書きメッセージカード、取扱説明書等)
 →悪いレビューが入りにくくする仕組み(悪いレビューが入る前にこっちに問い合わせが来るようにする)

• 新規商品開発
 →市場リサーチ
 →サンプル発注
 →ワイヤーフレームの作成(お金はないので本発注はできない)

をしています。
月商120万円の内訳ですが、合計5商品現在販売しており、2商品はほとんど売れず、1商品が期待以上で60万円くらい、2商品は30万円ずつという内訳です。

2月の活動(予定)
春節に入ってしまい暇なので、

• 新規商品のワイヤーフレームを作っておく
• 広義の意味でのマーケティングを体系的に学ぶ
マニュアル化と外注化を進め、売上に直結しない部分の労働を減らす準備

あたりに時間を使いたいなーと思っています!

僕が大切だと思うマインド

この数ヶ月間、僕が特に大切にしているマインドを2つ載せます。
1つ目は、
可逆性のあるものに対して、
信じず疑わずただ試す
という姿勢がとても大切だなと感じます。


もちろん法的な問題や、大きな金銭リスクが伴うなど不可逆生のあるものに関してはよく考えて実行する必要がありますが、それ以外の場合、とっとと試した方が良いケースがほとんどです。


具体例として、
「どうやらクラウドワークスのタスク機能を使ってインタビューが取れるらしい。やった方が良いか?」
ということを考えちゃう人がいるんですよね。本当に多いです。気持ちはとても良くわかるんですが。
この場合、たかだが1000、2000円です。迷ったり調べたりする時間の方が勿体無いので、とっとと試した方が良いと思います。試した結果うまくいかなくても、その過程で学習することができますし。
そして大抵
実際に試した結果、失敗し学習した価値>>情報収集して学習した価値
になります。
自分が思いついたアイデア、ネットに転がっているアイデア、誰かに教えてもらったアイデアに対しては、
信じず疑わずただ試す
を意識しています(損失額を小さくした上で、小さく小さく、しかし迅速に試す)。


2つ目は、
何か問題が起きた時、

①その問題を、自分がコントロールできる変数と自分がコントロールできない変数に分類

②自分がコントロールできない変数はその問題を受け入れ諦める

③自分がコントロールできる変数に自分のリソースを集中投下する

という考え方です。
商売をしていく上でトラブルはつきものですので、無駄な労力は使わず、自分のコントロールできる変数にリソースを投下した方が合理的です。

例えば、嫌がらせレビューを受けた時。
嫌がらせレビューを受けたという事実や、嫌がらせレビューをしてくる相手自体は、こちらでコントロールできません。
それよりも、新しい他商品をやるんだったり、次回以降そもそも嫌がらせレビューがされにくい市場を選んだり、Amazonに問い合わせるなり(無駄骨みたいですが・・・)、他坂路に行くなり、自分がコントロールできるものにリソースを投下していく考え方をした方が良いなと思います。

言っている自分が徹底できているかと言われると一切そんなことはありません。いつも自己嫌悪の日々です。
でも意識するかどうかだけでも変わってくるのかなーと思ってます!

もう一度やり直せるならどうやるか?

最低50万円くらいから始められるとは言いますが、資金はあるに越したことないので、300万円くらいは稼ぐなり集めるなりすると思います。


また、リサーチの段階で関税などもしっかり計算してから仕入れた方が良いです。僕は関税など全くわからず無視して利益率計算し、利益率15%くらいになったカタログがあります。初めての場合視野が狭くなりがちなので、とにかく数多くの商品をリサーチしてみるのも良い時間の使い方だと思います。


仕入れが終わったタイミングの早い段階で長期間関わっていける良いデザイナーに出会うために、自分の時間とお金はかけると思います。


そして、カタログのワイヤーフレームをつくるスキルを磨くことに時間をかけるかなと。費用がかからず、時間をかければ伸ばせるスキルです。売上を上げるために、コストがかからず、与えるインパクトが大きいコスパ抜群のスキルだからです。 コピーライティング、LP関連の本を読んで人間の基本的な購買行動原理を学んだ上で、上手い人のカタログを見て、実際にワイヤーフレームを作ってみて、市場に出して答え合わせをして、ABテストして・・・を繰り返すとスキルが付くんじゃないかなと思っています。
オススメの本は以下になります。

・ザ・コピーライティング
・売れるコピーライティング単語帖
・10倍売れるWebコピーライティング

これから始める人にアドバイスするとしたら?

僕がアドバイスするのも恐縮すぎますが、
何よりも大切なのが、「損失額を最小限にした上で、最速で始める」べきかなと。
情報収集も大切ですが、1週間くらいガッと調べたら、あとはとっとと初めて、コケた方が良いです。資産に余裕のある人はコンサル受けた方が良いですね。

僕と同じくらいにAmazonOEMを始めた人たちとお話しさせていただく機会があるのですが、1商品目は8割型失敗してますし、早く失敗した人ほど結果を出すのも早い印象です。 1商品目でうまくいくことの方が少ないと思うので、何商品か早い段階で開発して市場で答えあわせすると伸びやすいのかなと考えています。

最後に

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!
これからAmazonOEMを始めようとしている人の力に少しでもなれたらとても嬉しいです!


不安と向き合い、新しいことにチャンレンジすることはとてもエネルギーの要ることですが、新しい出会いがあったり、新しいスキルが身についたり、とても楽しいです。あなたのチャレンジを応援しています!


そして、今回のnote執筆にあたり、るるさんにご協力いただきました。

実はAmazonOEMを始める前に一度るるさんに電話で相談させていただき、事業売却の可能性に魅了され、AmazonOEMを始めるきっかけとなりました。

その4、5ヶ月後である現在またお電話のお時間をいただき、現状を話し、今何をやるべきか?と相談しました。そしたら、twitterやってみたらというアドバイズをいただき、またまた始めるきっかけをいただきました。


名前も顔もわからない僕をここまでご支援していただき、本当にありがとうございます。大きくなってお返しできるよう、頑張ります!

・るるさんのTiwtter

・るるさんのオープンチャット(匿名で参加可能です)

今回は思い出しながら書いたので多少曖昧な部分もあるのですが、今後は「今日やったこと」をTwitterで発信していきますので、よりリアルな情報をお出しできると思います! 今後ともよろしくお願いします!

もし、このnoteが参考になったなと思ったらTwitterで感想やリツイートを頂けたら嬉しいです!
https://twitter.com/DPrbra/status/1353648485384351745?s=20

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