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【最新情報】トレンボロンを使った”新サイクル”を試してみた

はじめに

最強のステロイドと言われるトレンボロン。ヘビーユーザーの皆さんは、すでに常用されていると思います。
トレンボロンは非常に強力で、ベースのステロイドと言われているエナント酸テストステロン(テストE、テストPなど)の5倍の効果があると言われています。一方で、副作用も同じくらい強力で、エナント酸テストステロンの5倍と言われています。
ところが、それぞれの薬剤は異なるタイプの副作用を持つため、一概にトレンボロンは危険、テストEのほうが安全とも言えません。
テストEは効果がさほど高くないですが、トレンボロンには無いタイプの副作用が出てしまうため、テストEをなるべく使用したくない・・・。著者はそんな風に考えていました。
今回はテストEを極力抑えるようなサイクルを組んで、実際に自分で試してみましたので、その結果を記載していきます。

そもそもどんな副作用があるの?

2つのステロイドには、それぞれ共通する副作用があります。

  • 高血圧、コレステロール悪化

  • 肝機能の悪化

  • ニキビ、肌荒れなど

  • 男性ホルモンの自己生成能力の低下

ここにあげた副作用は、おおむねどのようなステロイドを使っても起こり得ます。一方で、テストEとトレンボロンの大きな違いは、エストロゲンとプロラクチンという女性ホルモンの増加の違いです。

テストEを使用すると、エストロゲンの増加が起こります。エストロゲンは女性の生理周期によって増減するホルモンで、おもにこんな副作用を起こします。

  • 水分貯蔵、むくみ

  • 体脂肪の増加

  • 女性化乳房(ガイノ)

生理前の女性は体重が増えやすくなると言われますが、エストロゲンの増加によるむくみや脂肪の増加が影響します。
また妊娠した女性はエストロゲンがかなり増えますが、授乳に向けて乳房が大きくなったり、乳腺が発達します。男性でも同様のことがおきて、女性化乳房いわゆるガイノが発症してしまいます。

一方、トレンボロンは薬理学上エストロゲンの増加は起こらず、代わりにプロラクチンというホルモンが増加します。こちらはこんな副作用を引き起こします。

  • 鬱や不安

  • 性欲減退(インポ)

エストロゲンもプロラクチンも、ケア剤で抑えることはできますが、極端なことを言えば、効果の高いトレンボロンだけを使用して、効果の少ないテストEは切って、エストロゲン起因の副作用から逃れたい・・・。そう考えました。

絶対ダメ。トレンボロン単体のサイクル

ところが、一般的にどんなステロイドを使う場合でも、テストEをスタックしなければいけないと言われています。みなさんはこの理由を御存知でしょうか?
ステロイドは色々な系統、種類がありますが、いずれのステロイドも「男性ホルモン(テストステロン)の自己生成能力の低下」を引き起こします。つまり、体内で自然なテストステロンが作られなくなってしまいます。そのため、これを補充するために、外部からテストEを接種する必要があります。エナント酸テストステロンは、自然なテストステロンと同様の作用があるためです。トレンボロンをはじめとした他のステロイドは、筋肉の増強効果はあっても、テストステロンの完全な代わりにはなれません。そのため、必ずテストEをスタック(同時に接種)することが必要と言われています。

では、どれくらいの割合でテストEとトレンボロンを取ればいいのか?一般的には、トレンボロンの2〜3倍のテストEが必要。と言われています。例えば、トレンボロンを500mgの場合、テストEは1000mg必要ということになります。

ちなみに、いくつかのステロイドメーカーでは、複数の薬剤を混合したスタック用のステロイドが売られています。多くの場合、トレンボロン100mg、テストE150mgというケースが多く、1.5倍くらいまで下げても全く問題なさそうです。

ただ、ここで一つの疑問が生まれました。
テストステロンの自己生成が0になったとして、それを補えるレベルのテストEさえ接種していれば良いのではないか。つまり、トレンボロンの摂取量によらず、テストEは固定の低用量を接種すればいいのでは?

以前、テストEを単体で250mgだけ接種するサイクルを組んだことがあります。そのサイクル中に血液検査をしたところ、テストステロンの血中量が常人の2〜3倍以上という結果が出ました。もしかして、これくらいの量で良いのでは?

実際にテストEの低用量サイクルを試してみた

自分の考えを元に、実験的なサイクルを組んでみました。

今回はリスクを極力避けるために、こんな感じで徐々に量を変えてサイクルを組んでいます。

  • 4周目まで「トレンE400、テストE800」

  • 8周目まで「トレンE600、テストE500」

  • 12周目まで「トレンE600、テストE300」

徐々に割合を変えていくことで、途中で不調が起こっても、それまでの結果を持ってベストな割合とすることができます。通常であれば、トレンE600ならテストE1000の接種が必要と言われていますので、どこまでテストEを減らせるかのチャレンジです。

まずは体重の変化です。今回は脂肪の増減がないように、メンテナンスカロリーでサイクルを組みました。
4周目で75kg→80kgまで増加、そこから徐々に体重が落ちてきて、12周目になることには78kgまで落ちています。テストEを大きく減らした分、むくみがいくらか抑えられている結果となっています。

次は体調の変化です。私の普段のサイクル(トレンE400、テストE800)だと、10周目を超えたあたりから、こんな感じで体調が悪化してきます。

  • 倦怠感があり、疲れやすくなる

  • 息切れや動悸、鼻息が粗くなる

  • 逆流性食道炎に似たような症状が出て、たくさん食事を取れない

4週間のPCTが終わることには、これらの症状が改善されてとても元気になるのですが、後半戦はこんな体調の悪化により、トレーニングが辛くなってきます。しかし今回のサイクルだと、後半戦になってもいつもの症状が起こりませんでした。

普段のサイクル「トレンE400、テストE800」よりも、新サイクル「トレンE600、テストE300」は理論上で筋肥大効果が高く、体感ベースにはなりますが副作用も少なかったです。
2024年7月現在、これからPCTサイクルに入りますので、オフ期間に入ってしっかりと体調が戻るか見ていきたいと思います。

最後に

今回の取組ですが、あくまで実験的なサイクルです。安易に真似をされないことをおすすめします。普段からトレンボロンを使用していて、自分の適正量がわかっている方なら、私のように徐々に減衰させていくサイクルでテストをしてみるのが良いと思います。もしトレンボロンを使ったことがない方でしたら、サイクルを組む際は慎重に実施してください。安易に大量のトレンボロンを接種することはお勧めしません。
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