【目指せ体脂肪率10%以下】アナボリックステロイドを使った、ライトな減量サイクルを徹底解説
はじめに
アナボリックステロイドについて、薬剤の使用方法については様々な情報が出回っていると思いますが、サイクル中の体重管理増の方法について、具体的な情報はあまり見かけません。今回は、ステロイドを使いながら減量していく具体的な方法を説明したいと思います。
なお、減量と言ってもその人の状態により適切な内容が異なるため、下記のような方に向けた減量サイクルを説明します。
現在の体脂肪が15%〜20%程度で、これを10%以下にしてカッコいい体を作りたい
大会には出ないので、体脂肪8%以下の極端な絞りは求めない
ステロイドを使って、バルクアップも同時に行いたい
ステロイドは初めて、または殆ど使ったことがない
なるべく費用を抑えてサイクルを組みたい
減量の計画について
ステロイドには若干の脂肪燃料効果がありますが、減量を進めるためには適切な食事管理を行い、アンダーカロリーにすることが必須です。
今回は「体重70kg、体脂肪率15%」と仮定して、3ヶ月のステロイドサイクルで体脂肪率8%を目指すケースを考えてみます。
まず、自身のメンテナンスカロリーを把握する必要があります。メンテナンスカロリーとは、体重の変化がない摂取カロリーです。普段の摂取カロリーを計算して、これらの数字を把握します。デスクワーク中心で、運動は週5〜6回程度のジムが中心、という方でしたら3000kcal程度と思います。
体脂肪率を15%→8%にするには、90日間で約36000kcalの消費が必要なので、1日あたり400kcalマイナスにする必要があります。100kcal余裕を見るようにして、1日に2500kcalの摂取に抑えると理想的です。
この摂取カロリーに対して、理想的なPFCバランスは5:3:2になります。炭水化物が1250kcal、タンパク質が750kcal、脂質が500kcalです。炭水化物やタンパク質は、どのような食材から摂取しても大丈夫です。ただし、タンパク質はアミノ酸バランスが重要なので、植物性ではなく動物性のものを中心にしてください。
脂質については卵、乳製品、アボカド、ナッツなど、いわゆる良質な油から摂取をするようにしてください。ステロイドの副作用でコレステロール異常が発生するため、揚げ物や大量の肉の脂の摂取には注意が必要なためです。
90日間の短い減量でしたら、いつものようにトレーニングを頑張り、これらの食生活を徹底するだけで、大きな停滞もなく体重を落とすことができると思います。
使用するステロイドについて
次は、使用するステロイドについてです。ステロイドを利用すると脂肪が全くつかずに筋肉が増える。なんてことが言われていますが、そんなことはありません。殆どのステロイドは、ごく僅かな脂肪燃料効果はあっても、いくら食べてもみるみる脂肪が落ちていくなんてことはありません。
ただし、最強のステロイドであるトレンボロンにはいくらかの脂肪燃焼効果があります。とはいえそこまででもなく、消費カロリーが1日100kcalくらい増えるイメージです。
また、一般的にロングエステルと言われる種類のステロイドは増量用、ショートエステルのステロイドは減量用とも言われますが、減量用のステロイドのほうが脂肪燃焼効果が高いわけではありません。
ショートエステルのほうがやや浮腫みづらく、ステロイドが抜けるのが早いため、大会に向けた減量サイクルで使用しやすいという意味で、減量用という名がついています。
ただしショートエステルは2日1回の高頻度な注射が必要で、価格も2倍ほどします。そのため、大会に出ない方が実施する減量サイクルについては、安価で週1の注射で済む、ロングエステルを使ったサイクルをおすすめします。
なおエナント酸テストステロンやトレンボロンといった殆どのステロイドはショートエステル、ロングエステル、それぞれのタイプのものが市販されていますので、どちらを選択することもできます。
具体的なステロイドサイクルについては、なりたい体や副作用をどこまで許容するかによって変わってきますが、トレンボロンを使用したサイクルならテストE 250~500ml/week、トレンE 200ml/weekあたりが一つの目安になります。
減量薬について
減量を更に加速させたり、減量中に体重減少が停滞してしまう場合には、減量薬を併用すると効果的です。おすすめの減量薬を紹介します。
クレンブテロール
元々は喘息などの呼吸疾患の薬で、服用すると気管支が広がり代謝と体温が上がります。その結果、脂肪自体を燃焼させやすくします。
副作用としては、高血圧や心拍数の増加、手足の震えや不整脈などが挙げられます。殆どの場合、これらの副作用は起こりませんが、はじめて使用する場合は自分の体質に合うか、少量から試して様子を見るのがよいです。
具体的な効果としては、消費カロリーが100kcal程度増えるようなイメージで、飲めば痩せる。という程ではありませんが、100kcalでもチリツモなためため、減量サイクルで良く使われる薬の一つです。また、水分排出効果もあり、ロングエステルのステロイドによる浮腫みを一定量抑えて、見た目の良さを保ったまま減量を進めることができます。
メトホルミンとフォシーガ
元々は糖尿病用の薬で、それぞれ肝臓と腎臓からの糖吸収を阻害する効果を持ちます。簡単に言えば、接種した炭水化物が一定量吸収されず、体外に排出される効果があります。これもクレンブテロールと同じで、絶大な効果がある薬ではありませんが、副作用が少なく、比較的安全に服用可能です。
フォシーガについては、腎臓から糖分を排出する際の利尿作用があり、浮腫みを一定量抑えることができます。
ただし、ケトジェニックダイエットなど、糖分が少ない食事内容の場合は効果がありません。
リベルサス
経口タイプのGLP-1と呼ばれる種類の薬で、こちらも糖尿病用の薬です。メトホルミンやフォシーガと同様に糖分の吸収を抑えるタイプの薬ですが、同時に食欲を抑制させる効果もあります。メトホルミンやフォシーガと比べると、やや強力な作用を持つ薬で、食欲を抑えられないため減量が進まない方にとっては、有用な薬の一つです。その一方、副作用もやや強く、吐き気や嘔吐などの症状も報告されています。
昨今、若い女性のダイエット薬としてリベルサスが注目されており、メトホルミンやフォシーガと比べると、かなり高額な薬剤となっています。
最後に
以上、ステロイドを使った減量の進め方についての簡単なご紹介でした。
今回ご紹介したステロイドや減量薬については、下記の当サイトでも扱っていますので、ぜひ御覧ください。
また、具体的な使用方法やサイクルについても、下記のステロイドパーソナルで承っていますので、ご不明な方はぜひお問いあわせください。
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