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アナボリックステロイドのスタックについて、基礎知識を徹底解説!!

はじめに

アナボリックステロイドを使用する際は、複数の薬剤を組み合わせて使用することが多いです。これをスタックと言います。
効率の良い、強力な薬剤を1つだけ使っていれば良いんじゃないの?と初心者の方は思ってしまいがちですが、基本的にステロイドはスタックして利用します。
この記事では、なぜスタックをするのか、代表的なスタックはどんなものがあるのか、などを解説していきます。

エナント酸テストステロンは必須

アナボリックステロイドを利用する際は、必ずエナント酸テストステロンを含んだステロイドを利用します。テストステロンエナンセート(テストE)や、テストステロンプロピオネート(テストP)というステロイドです。以降、テストEをベースに話を進めます。
ほぼすべてのアナボリックステロイドの使用は、自然な男性ホルモン(テストステロン)の生成をストップさせてしまうので、外部から合成されたテストステロンを接種する必要があるために、テストEを接種します。
テストEは自然なテストステロンとほぼ同様の効果を持ちます。しかし、他のアナボリックステロイドは筋肉増強の効果はあっても、その他ではテストステロンとしての機能を果たさないです。そのため、テストEが必須になります。
このテストEを接種しないと、ホルモンバランスが崩れて低男性ホルモン症に陥ってしまい、男性更年期障害のような症状が出てしまいます。
ビギナーの方は、経口ステロイド単体でサイクルを組もうとしますが、テストEを接種しないことになりますので、低男性ホルモン症になってしまう可能性が高いです。

例えばプリモボランという、ステロイドの中でも副作用がかなり少ないステロイドがあります。
骨粗鬆症用やケガの回復など、一般の医療用途としても広く使われているステロイドですが、服用中の男性ホルモン低下には細心の注意を払って使用します。詳しくは下記を御覧ください。

以上より、どんなステロイドサイクルでもテストEまたはテストPの接種が必要になります。

3系統のステロイドで効率よく筋肥大

アナボリックステロイドには主に下記の3つの系統があります

  • テストステロン系(テストE、ボルデノンなど)

  • ナンドロロン系(トレンボロン、デカデュラボリンなど)

  • DHT系(マステロン、プリモボランなど)

系統ごとに異なった作用を持ちますが、同一系統のステロイドには効果の上限値があると言われており、大量に接種するほど、増やした分に対する効果が薄くなります。
例えばテストステロン系単体を1000mg取るよりも、テストステロン系500、ナンドロロン500というように分散させたほうが効率的になります。
個人差は大きいですが、各系統の上限は概ね1000mgになります。例えば、テストE500とボルデノン500を取ると、テストステロン系の1000mgに到達しますので、それ以上接種しても、あまり効果が増えないという事になります。

実際のスタック例

ここからは実際のスタック例を紹介します。

テスト+トレン+マステロン

上級者の間で、非常によく使われるスタックです。
薬剤の比率としては1:1:1〜2:1:1がよく使用されます。
3系統のステロイドがバランスよく利用されるので、非常に効率の良いスタックとなっています。マステロンは効果が低めなため、マステロンを利用せず、テストとトレンだけをスタックする人も多くいます。

テスト+ボルデノン

初級者帯でよく使われるスタックです。
テストとボルデノンは同系統のステロイドですが、ボルデノンのほうが副作用が少なく、アロマターゼによる浮腫や女性化乳房のリスクが無いため、テストの一部をボルデノンに置き換えるスタックです。
薬剤の比率としては1:1がよく使用されます。

テスト+デカデュラボリン

主に中級者帯でよく使われるスタックです。テストとナンドロロン系のデカデュラボリンをスタックすることで、効率的に筋肥大するスタックです。トレンボロンは効果も大きですが副作用も強いため、トレンを避けたい場合はマイルドなデカデュラボリンをスタックします。ここにマステロンやボルデノンをスタックしても良いと思います。

以上、ステロイドのスタックの説明でした。
なお、当ストアではスタックに適した混合ステロイドもお取り扱いしていますので、一度覗いてみてください。

スタックの仕方、サイクルの組み方がわからない方に向けて、完全無料のステロイドパーソナルも実施していますので、こちらも一度御覧ください。

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