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12ハウスは『浄化と隠されたハウス』と呼ばれます。
12サインの12番目、うお座と対応しています。
(サインとハウスの対応について3月16日の記事もご覧ください)

12ハウスは向かいの6ハウスと対になります。6ハウスは現実社会で奉仕すること物質面を整えることがテーマとなるハウスですが、12ハウスは目に見えない世界での奉仕、心を整えることなどがテーマとなるハウスです。
(6ハウスと12ハウスのペアについては3月26日の記事もご覧ください)

12ハウスが表すのは隠されたもの・秘密・本心・過去・潜在意識・浄化・手放し・スピリチュアルな世界など。現実生活・地球上での人としての人生を終え肉体を手放し魂の世界へ入り、いつかまた生まれ変わるための準備に入るステージです。これまでの人生の棚卸をし、魂を浄化します。

6ハウスは現実生活で誰かのために身体を使って奉仕をしますが
12ハウスでは魂で全てのために奉仕をする、精神性の高いステージです。
ここで忘れてはいけないのは12ハウスの方が優れている、というわけではなく6ハウスの現実世界も12ハウスの魂の世界もどちらも必要な、大切な世界であるということ。星読みではどの天体もどのサインもどのハウスも使っていくことでその人らしい人生を生き切ることができると考えます。

12ハウスには『隠す』という意味もあります。12ハウスにある天体のエネルギーは自分でも分かりづらかったり、特性をうまく発揮できないこともあるかもしれません。

例えば楽しみや愛情・魅力を表す金星が12ハウスにある人は自分の好きなことを探し求めてしまったり好意が伝わりにくかったりするかもしれません。誰からもモテるタイプではないけれど、ひとたびその魅力に気付いた人はハマってしまう隠れモテのようなタイプかもしれません(*^^*)

私はコミュニケーションを表す水星がてんびん座12ハウスにあります。
基本的に話し好きだけれど、変なところで本音を言えなかったり言葉を飲んでしまうようなところもあります。

1ハウスから始まったホロスコープ、人生の旅も地球上をぐるりと一周し最後のハウスまで来ました。肉体を脱ぎ捨て身軽になったところでゆっくりと人生を振り返り自分の魂を癒しましょう。そしてまた新たな肉体を得て夜明けのアセンダントを迎えるのです。