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携帯型カセットテーププレイヤー「Walky」が、バカ売れしていた時代 40年の時を経て、中国・美的集団傘下の東芝ライフスタイル社が復活させる素敵

5分で読める、最新の経営ヒントを毎朝お届け。日経新聞の記事の中から、マーケッター視点で「今、知っておくべきデータ」をピックアップ。ビジネスマンの「やりたい」の成功確率をアップしてもらいたい!そのために、必要な視点やマーケティング戦略立案のノウハウを紹介しています。

記事の要約

東芝ライフスタイルは、80年代の携帯型カセットプレーヤー「Walky」のデザインを現代にアレンジし、7月下旬に発売すると発表しました。新製品は東芝エルイートレーディングが「オーレックス」ブランドで販売し、カセット付きワイヤレススピーカー2機種(店頭想定価格は1万5000円前後)とワイヤレスカセットプレーヤー(同8000円前後)がラインアップされています。これらの製品はブルートゥースでワイヤレスイヤホンやスピーカーに接続することも可能です。



懐かしき黒物家電の新たな一面

皆さんは、ご存じでしたか?僕は正直、驚いています。なんと東芝が、新たに携帯型カセットプレーヤーを発売するというのです。そして、それがなんと中国の企業、美的集団の傘下であるという事実。日本の名だたる企業、東芝が今は中国企業の傘下にあるという現状。かつて家電製品は「白物・黒物」という分類がありましたが、この東芝の動きはまさにその黒物家電の新展開を感じさせます。過去の思い出が新たな形で蘇ってくる、僕はそんな未来に胸が躍ります。

アナログの魅力、再評価の波

さて、皆さんは最近アナログレコードが再びブームになっていることをご存じですか?実はカセットテープもその一部で、新譜が続々とリリースされているのです。例えば山下達郎さんなどがカセットテープで新譜を出しているといった事例があります。僕はこの現象に一言、「ヘーっ」と驚いています。この流れは単なる懐古趣味だけでなく、アナログの温かみ、手触り、そして物理的な存在感に対する再評価の動きだと感じています。

デジタル技術と組み合わせた新たな可能性

そして、この新製品はただのカセットプレーヤーではありません。それはブルートゥースを搭載していて、ワイヤレスイヤホンやスピーカーに接続することが可能です。これこそが、かつての黒物家電とデジタル技術との融合。僕はこれを見て、「黒物家電がデジタル技術とともに復活する未来が増えてくるのかな」と思います。

また、そうなると、この風潮に乗じて、本家本元のソニーがウォークマンを再び発売することも考えられます。僕自身、その日が来たら、かなり話題になるだろうと期待しています。それはただの商品の発売以上の意味を持つでしょう。それは過去と未来、アナログとデジタルが融合する新たな時代の訪れを告げる象徴となるからです。


今日の問い

  1. あなたの会社では、過去の成功体験や伝統的な商品・サービスをどのように活用していますか?それらを今の時代に合わせて、どのように再活用または再評価していますか?

  2. アナログとデジタル、過去と未来、どのように組み合わせて新たな価値を生み出していますか?それらの融合がもたらす可能性について、どのような視点を持っていますか?

  3. お客様が本当に求めているものは何でしょうか?新たな時代のニーズに対応するため、あなたの事業ではどのような革新を考えていますか?あるいは、既存の製品・サービスをどのようにアップデートしていますか?


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