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足裏マッサージで怪我の防止へ!
私がピラティスのプライベートレッスンを受けていた日。
度々このnoteにも出てくる、絶大な信頼を寄せているインストラクターAさんから、またまたとっておきの情報を耳にすることができました。
それは足に関することでした。
足裏を日常的にマッサージ、刺激を加えていくことで、結果運動パフォーマンスが上がり、さらには怪我のしにくい体に繋がるということです。
私がプライベートレッスンで受けたものは至ってシンプルなもの。
膝から走る筋の真下にボールを当てながら、立ったり座ったりするという動作を左右交互にしていくものでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1657266283647-Gj6cJs8Vyc.png?width=800)
こんな感じで足裏にボールを当てて、刺激を与えていきます。
ゴルフボールさえあれば、家にいても簡単に出来ますよね。
具体的には下記でいう「足底方形筋」辺りを刺激していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1657266796422-6HennnsDTx.png)
この刺激を日常で行なっていくと、結果運動パフォーマンスが上がり、且つ怪我のしにくい体へ、具体的には膝を壊したりというリスクが格段に減っていくというお話を、インストラクターAさんから聞きました。
実は、あのイチローさんもこの足裏マッサージは欠かさず行なっているということです。
こんな記事も見つけました↓
イチローさんは幼少期から、お父さんから毎晩足裏のマッサージを受けていました。
このお父さんはマッサージ師でもなく、解剖学の専門家でもなく、ただただ足裏マッサージを行なっていたそうです。
(ウィキペディアでも掲載されていました)
その効果の表れか、イチローさんは現役時代大きな怪我をして離脱するという話をほぼ聞きませんでした。
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またインストラクターAさんからはこんな話も聞きました。
それはバレエやヒップホップなどのダンサーがよく怪我をする箇所の一つとして上げられるのが、膝のお皿が割れるというものです。
この膝のお皿が割れてしまう原因として、上記にも挙げた「足底方形筋」がうまく使えていなかったり、ということも考えられているというお話でした。
確かにクラシックバレエとかは足指までぴーんと伸ばしていることが常であるので、このような「足底方形筋」をメインとした足裏の使い方は、バレエ経験者として振り返ってもあまりなかったかなと思います。
クラシックバレエでは下記のように「つま先を伸ばす!」ということが常なわけで。
![](https://assets.st-note.com/img/1657433390174-amDkezM9NJ.png?width=800)
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また、インストラクターAさんからはこんな興味あるお話も。
ここ数年で、某メーカーから厚底ランニングシューズが発売されたことをきっかけに、厚底シューズが爆発的な人気として広がりましたよね。一時はランナーの殆どがこの某メーカーの厚底シューズをこぞって履くというムーブメントもあったかと思います。
厚底シューズのメリットは以下のようなものが挙げられます。
・爆発的な推進力が生まれる
・高いクッション性で衝撃から脚をしっかりとサポート
・クッション性と反発力を利用して、楽に走れる
・歩幅が大きくなる
要は足への衝撃、負担を減らすために厚底シューズが支持されるようになりました。
確かに厚底シューズを履くことによるメリットもありますが、一方でこのようなシューズのお陰で、本来の足裏の使い方を忘れていき、結果現代人ならでは特徴の一つとして、これまでにも何度か挙げている「足底方形筋」があまり使いこなせなくなった、というものも考えられている、というお話でした。
逆に厚底シューズに限らず、そもそも運動靴がない時代、かつて人間は裸足で歩いていた時代もあったわけで。
そのような時代を生きていた人たちにとっては、少なくとも現代人よりも足裏をより使いこなしていたと、言えるのではないでしょうか。
ランナーと言われて私が思い出すのは、アフリカの選手たち。
世界トップレベルで戦う選手の殆どがアフリカ系の人たちであって、この人たちの映像を見ると、幼少期から裸足で山道を歩いたり、という光景を度々目にする印象があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1657435164176-hYhERpQmsu.png)
私個人として、アフリカの選手が大怪我で離脱するということも殆ど聞かない印象があり、やはり普段から足裏を使うことは、その後の体の丈夫さを作っていく上では大事なことなのかもしれませんね。
ただ一方で、夏などの酷暑の中でコンクリートの上を裸足で歩くなんていうのはそれはそれで危険なので、実際問題裸足で外を歩くなんていうのは非現実的かもしれません。
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色々と話題が飛びましたが、ひとまず私はボールを足裏にコロコロ当てて過ごそうかと思います。
by なっちゃん