好きなことを仕事にしたら、障害じゃなくなった

この言葉が載ってる本の
帯に目が止り、購入してみた。

『15歳のコーヒー屋さん』という本。
10歳でアスペルガー症候群と診断され
中学校に通えなくなったのを
きっかけに、進学しない道を選んだ
岩野響さんの本です。

私にも軽度知的障がいと学習障がいを
持つ中3の娘がいます。
障がいは違いますが、『生きづらさ』を
持っています。

長女は今、まさに進路の選択をする時期。

すでに進路は決めていますが
生きづらさを持っている娘は
私の勧めで特別支援高等学校へ
進学する事を選択しました。

進路決定が近づくにつれ
親の私自身も、本当にこれで
良かったのだろうか...?と
正直、悩んでいます。

長女が進学しようとしてる
特別支援高等学校は
5教科の授業はありません。
3年間、そこで就労する為の
職場実習や一般教養などを学びます。

本の著書、岩野響さんは
中学校に通えなくなり、不登校に
なった時期に、ご両親が自営業されていた
こともあり、お父さんの仕事の手伝いなどを
していたそうです。
響さんには小さい頃から、拘りが
あったそうで、携帯や盆栽とかに
興味を持ち、拘り故にそれ以外の物には
全く興味を示さなかったそう。

不登校中に知り合いから手でひく
コーヒー豆の焙煎気を譲ってもらい
そこからコーヒーに夢中になり
15歳で焙煎士になり、ご両親の協力もあり
自宅の1角にコーヒー屋さんを
オープンさせたそうです。

自分の好きな事なら
何時間でも集中していられる。
もちろん、自分の出来ない事とかもある。
出来ない事も全部一人でやらなくては
いけないと思わない。
出来ない事は、出来る人に頼る。
もしくは雇うという方法もある。
そして自分は好きなコーヒーの
焙煎に集中できる。

そんな内容の本でしたが
とても参考になりました。

就労を目指す為の高等学校へ
勧めたことに、母は直前になり
迷いましたが
長女自身も将来やりたいことがまだ
見つかっていません。
なので、特別支援高等学校へ進学し
その中で長女がやりたい事を
見つけたら、私は長女をサポートして
行きたいと思います。

長女には高校生活の中で
できること、できないことを
明確に把握し、自分のやりたいことは
何なのか?
見つけてもらいたいです。

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