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空白の数ヶ月

ここ数ヶ月の記録をつらつらと。

減薬を始めて3ヶ月後に生理が止まった。
その前の月もいつもより遅れていたし、遅れてくるのかなーと思いきや全然始まらない。
40代入ったばかりなのになんてこった!

20年以上も睡眠薬や向精神薬を飲んでいても止まることはなかった生理、無けりゃ無いで楽だろう、と思っていた生理。

生理が止まるってとても大変なことなんだと身をもって痛感。

元々血が足らん民のわたし。
減薬始めてからますます血が足らん症状が増えていたのです。

・顔色が悪い(白かったり黄色かったり)
・手足のしびれ
・筋肉や筋のひきつり
・筋肉のピクピク
・めまい
・多夢
・不眠の悪化
・目のかすみ
・夜盲症(わたしはある)
・集中力の低下

などなど。
主に肝血虚の症状が一気に悪化。

他にもこわばりや痛み、喉のつかえ、動悸、胃腸の不調などたくさんの身体的な症状に不安感やイライラ、やる気のなさなど精神的な症状のオンパレード。
特にイライラは「こんなにイライラすることってある?なんか事件起こしそう」ってくらいイライラが強い時がある。

イライラしてブチ切れて、自己嫌悪に陥り泣く、みたいなのもう何回あっただろう。

そんな感じで昨年末、フルニトラゼパム減薬も残り0.2mg台になったあたりから全然減薬を進められなくなりました。
こわばりとか引きつる症状などが酷くて、減らしたり戻したりステイしたりを繰り返してなんとか残り0.23mgくらいまで減薬。

でも0.001mgくらいの減薬でも症状が悪化してしまい「フルニトラゼパムを減薬するのは難しいのでは?」という気持ちに苛まれるようになりました。

精神科主治医はこれまで減薬に否定的だったり、あまり意見を聞いてくれなかったりすることもあったので減薬も自分一人でやってきました。

が、もうこれはさすがに自力では限界なのできちんと減薬していることを話してもう少しよい方法を探ろう!と決意し主治医にその旨伝えてみたところ

・ベンゾジアゼピンで離脱症状は出ない
・フルニトラゼパムは強い薬ではない
・離脱症状が出ても2〜3日
・残りがそんなに少ないなら一度にやめる

という返答しかなく…それでも不調が出るんだと伝えても薬のせいではない、と危うくフルニトラゼパムの処方を切られるところだったので引き続き自分で減薬することに!

したんだ、一瞬は。

でも次の瞬間我が耳を疑う言葉が。

「でもフルニトラゼパム入ってこなくなったから、今日からサイレースに変える」

ななな、なんですと!?

確かにフルニトラゼパムはサイレースのジェネリックだけど、お薬が変わったら絶対また影響出るじゃん_(:3」∠)_

確かにフルニトラゼパムから他の減薬しやすいお薬に変えたいとは思ったりした。
けどここにきてフルニトラゼパムからサイレースへの変更は想定外。

動悸や心臓の痛みなど強かったので、しばらく減薬をお休みしようと思っていた矢先のこと。

疑問に思いながらも仕方がないのでその夜からサイレースに置き換え。
そして翌日から案の定体調の悪化。
それでも0.23mgというキリの悪さが気になりどうにか残り0.2mgのところまで減薬し、長期のステイ期間に突入!
少しずつ春の陽気になり始めた頃のこと。

春といえば、減薬なんかしてなくたってイライラしやすく気は滞り自律神経が乱れやすい季節。

減薬でとても熱に傾いたわたしには試練の春。
しかも春で不調なのか減薬で不調なのかさっぱりわからん!!

減薬前からめちゃくちゃ不調だったわたしは自分では常用量離脱が起きていたと思っているけど、そんなことで寝たきりだった期間も長かったし元々の不調がベースにあるので相変わらずどこからどこまでが離脱症状なのかわからない。

長年のお薬で体がボロボロになってしまったことだけは確かだ。

そんな春を過ごす中「これから先どうしようか?どうやって減薬しようか?本当にやめられるのかな?」という不安がふつふつと湧き出てきたのです。

動悸など酷く心電図を撮りに行った内科では

「減らして動悸やこわばりが出るならあなたにはその薬が必要だってこと」

と言われ

「なんでや!わたしが飲んでるの動悸の薬じゃなく不眠の薬や!」

と暴れたくなる気持ちを抑え、悔しくて泣きながら帰宅。

謎の寒気に襲われるため血液検査に行った内科では

「主治医が一気にやめなさいって言ったのに、やめないのはあなたなんでしょう?そのお薬では離脱症状とか出ません!4mgくらいまでなら一気にやめてもいいやつです。離脱症状が出るというのはあなたの精神的な依存です」

などと言われ

「4mgくらいまでってこれ2mgまでしか処方出来ないやつや!」

と言いたい気持ちを抑え、泣きながら帰宅。

どこの医療機関に行っても、「そんなのあるわけ無い」「離脱症状出ない」「あなたに必要な薬」そう言われるばかり。

どうやってやめたらいいんだーーー!!!!

という気持ちで、なんとなくネットを見ていた時のこと。

減断薬の指導をしている精神科クリニックを発見!そしてオンラインでも受診が出来るとのこと。サイトを見た感じや先生の印象も良い感じ。

これはちょっと光がさしたかもしれない!と思い問い合わせたところ、4月上旬に予約がとれた。初診では保険内で40分ものカウンセリングを受けられるらしい。
(後になって、患者さんの声や意見をきちんと聞いてその人に合ったスピードで減薬をしてくれる割と有名な先生だと知りました)

他にもいくつか減薬をやっている病院を知っていたし、通っている福岡の病院では減薬を伝えてある。

でも遠方に通い続けることや保険外の治療をたくさん受けるのは嫌だなぁと思っていた。
否定はしないけれど、地に足のついている感じの減薬をしたいのです。

ということで、来週には減断薬のためのカウンセリングを受けて今後のことをきちんと話して転院をしようかなぁと思っています。

漢方薬も使う先生らしく、今わたしが受けている漢方相談も理解してもらえそうなことがとてもうれしいです。

そう考えると、フルニトラゼパムがサイレースに変わってしまったことも病院を探すきっかけになったのでよかったのかなぁと。

体調があまり思わしくないので、もう少し安定するまでは減薬もお休みしたいなぁということもきちんと伝えられそう。

減薬は理解して伴走してくれる人がいるのといないのでは全く違うと思う。

あと自分が中医学を勉強しているからというわけではないけれど、漢方はわたしにとってはとても助けになっている。
中医学を勉強しているから自分の体の中で何が起きているのかを客観的に見られるし、休むべき時の判断が出来ている。

ただこんな状況なので、勉強していても全然頭に入らないし記憶力どこいった?と思うけど、希望を持って無理せず少しずつ前に進みたい。

減薬を体験した人にしか得られない経験なので、自分の勉強に活かしたい!と落ち着いている今は思える(そうじゃない時は多々ある笑)

でもなぁ、どうせなら薬に対するネガティブな気持ちをポジティブなエネルギーに変えたいと思うのです。

今はまた、気血足らん民であまり動けない毎日をベッドでゴロゴロしながら本を読んだり、中医学に関する動画を見たり講義を聞いたりして過ごしています。

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