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ミロ展@愛知県美術館
平日休みを利用して行って来ました!
雨も降っていたせいか、思ったほど混んでいなく
スムーズに鑑賞することができました。
今回のミロ展は、ミロご本人の作品はもちろんのこと、
日本文化に憧れ、影響を受けたミロの
日本関連の収集物や、当時ミロの周辺にあった
バルセロナのジャポニズムを象徴する
日本の工芸品が一緒に展示されていました。
埴輪や土偶などの原始美術、
ちりめん画(私は初めて知りましたが)、
書や陶器など、ミロの日本愛溢れる展示でした。
2作品だけ撮影可のものがあったので
![](https://assets.st-note.com/img/1655546868376-miWaShHo8K.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1655546891609-4u4AsfJbh4.jpg?width=800)
癒されるなあ。
ミロ展の後は、常設展示を鑑賞したのですが、
私が一番好きなクレーの「女の館」。
やはり何度見ても吸い寄せられる。
真夜中の森の中に佇む、魅惑的な女が棲む館、
近づきたいけど、近寄れない。
入ったら最後、抜け出せないのが予感できる。
そんな物語が展開できそうな絵で、大好きなんです。
著作権の関係で画像引用は差し控えますが・・・
ミロ、クレーが昔から好きなのですが、
もともとの画力はありつつ、
写実を超えた表現に徹し、
目の前の現象と違う次元にある世界、
音や言葉にならない、写真にも映らない
精神につながる世界を見せてくれるからかも。
それこそ、デジタル写真の性能が上がった現代に、
絵画が与えうる最上の価値のような気がします。
クレーは雨の公園や夜の森、深海などの
静かな音の世界を感じさせますが、
ミロはウキウキとした童心の愉しさを思い出させてくれる。
オススメです。帰る頃には冒険したくてウズウズします。
狙っていたミロ展限定ロルバーンも入手し、
大満足です。
![](https://assets.st-note.com/img/1655547514477-2jtm3a6yVf.jpg?width=800)
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