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【短編小説の解説】③『壁を越えろ!』は、実話を元に書いたフィクション&叶わなかった『片想い』の願望…🥺

短編小説にしては、少し長いかもしれないです…😅

この作品は、私がアキレス腱を痛めて入院している期間中、病室で書いていたもので、、、
主人公(?)の香(かおり)は、当時、私が訪問していた先の企業にいた、8歳年上で、名古屋出身の部長さんをモデルにしています🤭
※部長さんの名前も、女の子っぽい可愛らしい名前でした🤭

その部長さんと初めてお会いしたのは、訪問先の企業に行くようになってから数ヶ月ぐらい経ってからで、、、
たまたま、いつも訪問する時間帯より少し早めにズラして行った際、外回り営業に行く前の部長さんとちょうど出くわしました…😳

ただ、、、
すぐに、既婚者という事と、名古屋出身の人で、名古屋弁で話していたので、最初の頃は、正直、苦手だなと思っていたのですが、、、
次から訪問した際、よくお会いするようになったのと、、、
私が訪問すると、いつも挨拶してくれたり、お声掛けしてくれたのと、、、
たまたま、眼鏡外した時の顔を見たのですが、キレイな顔立ちをしていて、、、
その時、心がザワザワしてしまいました…🥺

翌年の春頃、、、
部長さんが、本社に異動になる事を聞かされた際、あまりにもショックで、一瞬、頭の中が真っ白になりました…😱
この時に、自分が、いつの間にか部長さんに『片想い』をしていたという事に気付いてしまいましたが、、、
相手は訪問先企業の部長さんで、しかも既婚者、、、
とてもじゃないけれど、自分の気持ちを伝えるわけにはいきませんでした…😭

翌月、部長さんが本社に異動していった日、帰宅してから一晩中泣きました…😭

ところが、、、
交代で本社から異動してきた役職者が、いろんな意味で残念な人で、、、
その人が来て以降、札幌支社の雰囲気も悪くなっていき、事務の人達だけでなく、営業員の人達のモチベーションも日に日に低下していき、、、
それに伴い、営業の業績が悪化し、全国の支社の中で、最下位近くまで下がってしまったのです…😱

その事もあって、何と、再び部長さんが札幌に転勤してきて(驚)、新しい役職者の人は、本社へ戻されました…😅

そんな経緯もあって、私の『恋心』が再燃してしまったのですが、、、
単身赴任とはいえ、相手が既婚者という事に変わりはなく、、、
相手に知られないよう、自分の気持ちを必死で隠し通す日々が続きました…🥺

そんな中、、、
その年の晩秋頃、日頃の仕事のストレスから、左脚のアキレス腱辺りに、違和感があり、、、
しまいには、左脚でまともに歩けなくなり、、、
当時同居していた祖母が、私の異変に気付き、救急車を呼んでくれ、、、
札幌市内の外科医院で診てもらうと、アキレス腱が伸びて、いつ切れてもおかしくない状態だった為、ギブスで固定され、緊急入院する事に…😱

体重を測ると、35kgぐらいしかなく、、、
入院してからの最初の数日間は、疲れ果てていた事もあって、ずっと寝たままの状態が続き、、、
目を覚ましても、ストレスからか、何を食べても、味が分からなくなってしまい、食欲不振になり、、、
1週間近く、病室で栄養補充の為に、1日に2回、点滴を打っていました…😭

ようやく、少し起き上がれるようになってから、夜10時近くに、部長さんのいる企業に電話連絡し、入院した事を話すと、めっちゃ心配されてしまい、、、
入院中、何度か、夜遅い時間帯に電話をかけては、部長さんといろいろ世間話的な事を話したりしていました😅
※会社の事務の人達が退社し、営業員さん達も外回りで居ない時間帯じゃないと、あらぬ誤解を招くので😅

誤解の無いように言えば、、、
部長さんは、実際には、入院中に一度もお見舞いには来ませんでした…😓

入院先は教えていましたが、悪化した業績を立て直す為に単身赴任してきていたので、そんな余裕なんてありませんでした😓
※今にして思うと、相当ブラックな会社だったと思われ…😥

私の入院生活は、実際には約1ヶ月半ぐらいでしたし、、、
退院後、しばらくはリハビリに通っていました…😥

そして、その年の年末近くになってから、私はそれまで勤めていた保険会社を辞め、、、
部長さんは、札幌支店の業績が回復してきたので、再び名古屋の本社へ戻ってしまいました…😭

私は結局、部長さんに想いを伝える事は出来ず、、、
この『片想い』も、『叶わない恋』として終わり、、、
私は、この『片想い』にフタをするかのように、元々書いていた作品も、一旦書き上げた後、しばらく見る事はありませんでした…😓

4月に、他の『下書きノート』を探していた際、数冊程見つかっていないものがありましたが、、、
この作品を書いたノートを見つけた時、ふと、
「これは…、決着ついていない想いに、向き合う必要があるのかな…🤔」
と思い、、、
フタをしていた気持ちに整理を付けるべく、書き直しだけではなく、フィクションの部分を追加し、少し改変しました…😓

書き直しているうち、あの頃の私は、多分、部長さんに、背中を押してほしかったのかもしれない事に気付き、、、
書き直し終えてからは、あの頃の『片想い』に関しては、気持ちを伝えなくて良かったなと、つくづく思いました…😓




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