見出し画像

NYと東京の違い

今日はNYに来てから、日本との違いを感じた感想をお届けします。

☆お財布事情☆
アメリカに来てからお財布の必要性を感じていません。

マネークリップやポケットで事足りるっぽい。私もカードケースと小さなお財布で事足りています。
安いものでもほとんど、クレジットカードやデビットカードで支払ってるし、何よりポイントカードがほぼ無い!お財布がパツンパツンになる心配が無いね。ちなみに薬局などのポイントカードは、電話番号を入力すると勝手にポイントが貯まったり、特典を得られるため、カードを持ち歩く必要がありません。合理的!

メアドや住所を書くことでセール情報が送られて来ることはあるけど、どうせ最後まで集められないようなポイントカードを店ごとに持ってるなんてことは無いんだろうなー。

☆高級ブランドについて☆
合理主義な人が多いNYでは、
ブランドの必要性をあまり感じていません。あくまでブランドは品質の良いものや使いやすいものの目安であり、高い物を身につけたからよく見られるというものではありません。お金持ちでも、ティシャツやフリースにジーンズという気取った格好では無い人をたくさん見かけます。日本にいた時は、いいブランドのものを持っているのがステイタスで、若くても分不相応の財布やカバンを持つことや、稼げるようになったらそれをご褒美に買うっていう人をよく見たけど、アメリカではそのご褒美は物ではなく、旅行や文化的に美術館やミュージカルを観たり、ライブに出かけること、体験的なものにお金を使います。身を包むものは楽で、気取らないもの、だけど休みごとに旅行や面白いものを観に行けるようにするという風潮です。ブランド志向は、自己肯定感の低さとも繋がっていますしね。


☆トイレ事情☆
トイレの個室の隙間が気になる。

高級デパートとかはそうでも無いとこもありますが…
駅とか、スーパーや学校の誰でも入れるトイレは扉のサイズが小さくて、真ん中だけ隠れてれば足や頭は見えてもいいよね?って感じの扉なんです。
更に扉を閉めても微妙に横に隙間があるという。これは多分、テロ対策とかトイレにホームレスさんが住まないための配慮だとは思うんですが、日本の個室感たっぷりのトイレと比べると、恥ずかしがり屋の日本人は落ち着かないと思います。

トイレだけじゃなくて、お家のとびらなんかも少し下が空いてるのが普通。
セントラルヒーティングが全体に行き渡るようになのか、設計が杜撰なのか…密室にはなりづらいですね。また、木の扉が多いので湿気で膨張したり、縮小したりがありますね。

そして、何よりトイレを探すのが大変なんです。ニューヨークでは、地下鉄の駅にトイレが無いのは普通です。街を歩いていてトイレに行きたくなったらさっと行ける環境じゃないです。欧米人との違いとして、アジア人の方が寒がりだし、トイレにもよく行く傾向にあると思うんですが、それも関わっているのかも。カフェのトイレも男女兼用が一つしか無くて列がすごかったり、空いていなかったり、不便さを感じます。特に冬は寒くて冷えやすいので要注意!自分の中でこの辺りだったら、ここに行く!というトイレマップを作っています。

☆バスや電車 事情☆
バスが二人がけの席で奥が空いてて手前に座っている人というのを見かける。
”はじめは、何で詰めてくれないんだろう?そしたら、もう一人座れるのにって思ってたんだけど…” ある時、excuse meと言って手前に座ってる人に奥に座りたいと声をかける人に対して、奥に詰めてくれるのでは無く、一度自分が立って中にいれてるのを見て、あぁそういう風にするんだ~と思ったんです。

別に嫌がる風も無く立ち上がるし、
詰めるってことをしないのは不思議。

奥には座りたく無いんだね。隙間風が寒いからかなー。それは私もちょっと感じました。でも、窓際の方が良さそう。景色も見れるし、通路側は人が通る度になんか気遣うしね。それとも早く降りれるからかなー。ってそんなかわんないでしょ。
飛行機でも窓側派の人と通路側派の人がいますよね。あなたはどちら派ですか?


☆必須アイテム☆

日本にいる時は、パーカーについてるフードって飾りだと思っていました。でも、こっちに来て、これは被るものなんだって気づきました。寒さをしのぐために。フードを被ると頭と身体の間の首の部分が暖かいんです。帽子、マフラーコートだとそれぞれの間の本の些細な隙間から入る冷たい風が耐えられないんです。フードはとても機能的な洋服なんです。因みに英語ではパーカーでは無く、フーディって言います👍

洋服って本来機能的なはずだし、そう思ったら毛皮もわかる。手袋がニットじゃなく革や二重構造じゃないと寒いし、コートもダウンと毛皮が主流。いやでもNYぐらいなら毛皮はいらないかな。

アイヌの人やアラスカの人が毛皮を着るのは生活の知恵と必要性があるから、サングラスは陽射しが強い国の人が目を守るため。

そう考えると日本の必需品って何でしょう?

必要性は無くて、デザイン性の観点からだけであらゆるものが安く手に入る日本は何て、贅沢な国なんでしょうか。

でも私は多分、もっと寒い国に行かない限り、毛皮には手は出さないと思います。今はフェイクで事足りていますので。

ただ、動物を食べるし、靴や手袋、鞄は革製品も持っているので線引きはとても難しいですけどね。とにかく生きているものを、殺して使っている、食べているということは念頭に起きながら、出来るだけそれを除けるように工夫して、全てに感謝して生きていきたいと思います。

NYでフリーランスのライターと日本語の先生をしています。どこまでも自由になるため、どこにいても稼げるようなシステムを構築しようと奮闘中。