花とアリス ★★★★★
気になっていた映画がやっと観られました。
ずっと「は↓な↓とアリス」だと思ってましたが、「は↑な↓とアリス」なんですね。百合っぽいかと思ったら、全く違いますな(笑)
更にもっと淡々としたお話かと思ったら、全体的にすっとぼけてました。こんなあほっぽい(褒め言葉)お話だったとは!
幼なじみのハナとアリス。ハナは自由奔放なアリスに振り回されてばかりいる。桜の花びらが舞い落ちる季節、そろって二人は手塚高校に進学する。ハナは憧れの先輩・宮本が所属する落語研究会に入部。そんなある日、意外なかたちでハナにチャンスが舞い降りた。宮本がガレージのシャッターに頭をぶつかって気を失ってしまったのだ。意識がもうろうとしている宮本にハナはとっさに「記憶喪失ですよ、先輩!」ハナがついた嘘が嘘を呼び、ついには親友のアリスを巻き込んで、ややこしくも奇妙な三角関係が始まったーー。(Amazonあらすじ)
えっと、自由奔放すぎるのはハナの方では?(笑)
リリィ・シュシュを観た後なので、メインの子達ののほほんぶりにホッとしますね。基本的に恋愛ものは不得手なんですが、これは楽しめました。恋愛ものが不得手とは違うなあ。恋愛ものに描かれる女性がだいたい苦手なんです。リアルでも可笑しくなる人多いので、リアルっちゃリアルなんでしょうけれど。そういうのばかり見てきたから、余計に創作物では夢見たいんだろうなあ。
色ボケ気味なのに、全然媚びる感じがないのでハナちゃんめっさ可愛いです。歩き方も「オッス、オッス」って感じだし。
アリスもこんなアホな計画に付き合ってあげて優しいなあ。
騙された宮本くんが常に寝ぼけているみたいな子で、最初は「あーあ」って笑って見ていられましたが、段々可哀想になってきます。多分、自分でも云ってますが、ハナは全くタイプじゃないんでしょうね。
やらかしている事は最低なんですが、最初から最後まで平和ムードでした。
取っ組み合いの喧嘩までしてる筈なのに。
宮本くんはともかく、アリスは宮本くんにお父さんの思い出ばかり重ねていて、まだ異性は恋愛対象ではなくてお父さんと同じ性別なんですかね。
別れて欲しくなかったんだろうなあ。切ないです。
映像はどれも美しく、特にバレエシーンが、皆可愛くて素敵。バレエ、いいですよね。
あと駅名やら何やらが皆漫画で(笑)「リップヴァンウィンクル」はガンダムでしたね(笑)
それよりも!
翔子ちゃんが出てるーーーーーー!!!!!!
めっさ、かわえええええええええ!!!!!!
知ってたら、スクリーンで観ましたよ!ああ、翔子ちゃん!年上と思えない可愛さ。俺たちの永遠の妹です(年上だけど)さっちんは永遠のお姉さん。
すみません。Winkが大好きなんです!
転ぶの遅くて、ライブは一回しか行けなかったのが悔やまれます。というか、当時子供だった自分にコンサート代は本当頑張らないと無理なので。
木村多江さんも大好きです。いつも癖のある役ばかりなので、普通の役で嬉しい!
リリィ・シュシュを観てからの方がいいというレビューがあったので頑張って先に観ましたが、何かそういうお遊びありました?
私は全く気付きませんでした。
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