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リング★★☆☆☆

探偵系ホラーの構造分析部で7/12に視聴。私の誕生日だ!(笑)

原作既読で、原作はかなり大好きです。
初めて読んだ時、あまりに面白くて感動したのを覚えています。
求めていたホラーはこれだ!みたいな。
その映画化ですが、実は今回初めて観ました。
正直、観る気がしなかったからです。
この映画の前にテレビでやったものがほぼ完璧だったので、更に主人公を女性に変えた時点で激萎えですわ。
今までで性別変換して成功した例を、私は2つくらいしか知りません。
「プリンセス・トヨトミ」は性別変えたおかげで高感度アップした稀有な例です。ホラーじゃないですが(笑)
出来れば、原作ファンはテレビのスペシャルの方を観て欲しいです。(連続ドラマの方は論外なので…そっちじゃないです。)
貞子が脱がなきゃ最高でした。なんでそんなシーン入れるかな。

という訳で、日本の映画版「リング」です。
まず何があかんって、百歩譲って主人公が女性でもいいけれど高山と元夫婦って設定必要でした?
主人公が高山に頼る構図が出来てしまって、なんか色々ダメな感じ。
子供がいるのに、夫婦二人で呪いのビデオを観る考え無しの行動もどうなんだろう。
呪いのビデオの出来は、流石でした。
指差し男、怖い。これ、宮崎事件の現場検証映像がモデルなんですよね。
貞子は、あのロッジを利用してビデオを観た人しか呪わない、とても消極的な霊だなあと思いつつ、本当可哀想なので、実はそこまで怖くないんですよね。

映像化した時、テレビから出てくる貞子に「ないわー!」と思ったけれど、これで生き残れた感あるので売りのシーンが出来て、これで良かったんだなあと後から思いました。

想像していたよりは悪くなかったですが、やはり原作が面白かったなあという感想しかないです。
原作はタイムリミット感、調査でわかっていく面白さ、ホラーとしての恐怖がバランス良くて素晴らしいのです。

あ!エンドロールまで、竹内結子に気づかなかった私です(笑)


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