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リリイ・シュシュのすべて ★☆☆☆☆

うーん。
面白いところがなかったんですが、どうしましょう。
本当は星ゼロにしたいんですが。
以降、響かなかった私の感想です。響いた方は、それでいいんじゃないでしょうか。反論は大いに認めますが、それはあなたの胸の中に。もしくはブログでも書いてください。

まず、なんで中学生にしたんでしょうか?
幼い役者にやらせる話じゃないでしょうに。台詞の内容と演技がちぐはぐでこの違和感がとてつもなく気持ち悪い。中学生日記の演技で、売春がどうとかって。せめて高校生なら、もう少し普通に見られたかもしれません。
皆、若いなあ。
若すぎて、蒼井優わからなかったです。当たり前だけど、演技上手くなったんですねえ。これも下手ではないんですが、いろいろ子供が頑張ってる感じが見ていてしんどいです。
主人公は、後に屈強な僧侶(※大河。めっさ格好いい!!!)になろうとは誰も思うまい。
あと、高橋一生がめっさ可愛いですね。たまらん!

あ、あらすじはこんな。
田園が美しいある地方都市。中学二年の蓮見雄一(市原隼人)は、かつての親友、星野(忍成修吾)にいじめられ、窒息しそうな毎日を送っている。唯一の救いはカリスマ的歌姫リリイ・シュシュの歌声だけ。自らが主宰するファンサイト「リリフィリア」の中にいるときだけが本当の 自分でいられる瞬間だった……。(Amazonのあらすじより)

いじめは最悪ですが、もう最初からこいつら犯罪者じゃないですか。
見知らぬ人(Wikiみたら、漫画家だそうで。許さねえ!!!)から盗んだ金で沖縄旅行に行ける時点で、もうあいつら誰にも同情できません。
津田さん(買春やった奴の財布持って行くのはヨシ!…笑)と久野さん以外は全員クズでした。あ、佐々木くんも除外。いい奴だったよ。
あいつら皆に同等、いやそれ以上の同じ目に遭わせてやればいいと思います。特に星野と神崎な!

結局、何が描きたかったのかわからないまま終わってしまいました。
主人公、救われてないですよね。
諸悪の根源がいなくなって、よかったね?じゃないですよね。
こんななんで、何も残りませんでした。

あと、リリィ。
折角、歌手も立てて歌もあるのに、言葉の賛辞だけで全然売れてる感じがないんですが。
あの打たれている言葉と主人公がいまいちリンクしなくて、いじめにあってる主人公がリリィで救われてる感じがしないんですよね。
言葉だけが上滑って行く感じで。
ここらは、リリィがちゃんと売れてるのを言葉以外でもう少し出さないと厳しんじゃないかしら。
壮大な内輪ノリにうっかり潜り込んで、入り込めない感じというのが、一番近いかもしれません。

いや、本当、描きたかったのは何?
14歳の葛藤?
私はもう観る事はないと思います。

高橋一生が可愛かったので、星一つつけました。


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