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プライドと偏見★★★★☆

お仕事でリージェンシー(摂政時代)のお話を描かなくてはならないので、資料のため、アマプラで見放題の「高慢と偏見とゾンビ」を視聴。
途中まで観て(最初の舞踏会)服飾は資料にならないし、話も「これ、先に観たらいかんやつでは?」と思い立ち、本家を購入してみました。
もっと古い映画は見放題であったのですが、キーラ・ナイトレイのが観たかったんだい。

なるほど、ハーレクインでした。
田舎の話なので衣装は地味ですが、大体把握。
展開は本当、ハーレクイン王道(笑)最初はいけ好かない男が、本当はいい人で見直してくっつく展開。

舞台はリージェンシーですが、のちの時代に書かれた話だからエリザベスがすごい現代的でしっかりしたキャラなのかと思ったら、1813年に発表か!ジェーン・オースティン進んでるなあ。これを出せる出版社と、受け入れる読者層があったのもすごいですね。へえ。
リズのオカンが本当「ああ、こういう典型的なおばちゃんいるよね」というあまり深く物を考えないタイプのおばちゃんで、本当どうしようもない。妹二人も品がなくてどうしようもない。その中で、まともな子が三人いただけよかったのかも。父親のおかげかな。おとうさんはめっさいい人です。「結婚しなかったら母親と縁が切れるが、結婚したら母親は私(父親)を失う。」の台詞大好き。

あれこれあれど、最後はまとまって全て上手くいきました、めでたしめでたし。
最後の夕日のシーン、綺麗でいいですね。

話は特にすごい山場がある訳ではないですが、映像が綺麗で素敵でした。
美術関係、いいなあ。
時代考証はどうだろうと思うけれど、多分ちゃんとなされてると思います。
参考にさせていただこう。
DVD購入しようかな。

リージェンシーでオススメの資料(できればカラーの映画)があったら、是非教えてください。




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