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ことばごっこ-詩集-

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自分による自身のための、ことばの掃き溜めです。
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#詩のようなもの

【詩】暴走機関車

暴走機関車 どこへ行く 正義正義と汽笛を鳴らし 暴走機関車 どこへ行く 真っ赤な轍だけ残し …

いしころ
7か月前

【詩】梅雨明けの歌

ザーザーザーザー目が覚めると 湿った空気がのしかかる 厚ぼったい雲が脂肪を垂れ流すからだ…

いしころ
3年前
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【詩】我が儘な僕の、我が儘にしたい君

僕に優しくしないでよ みんなの前、君の前、スマートにキマってたのにさ 生来の甘ったれを隠せ…

いしころ
3年前
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【詩】ニキビ・ボーイ

どうしたんだい? お嬢さん 鏡に映るその顔は、ひどく元気がないようだ ああ なるほど そう…

いしころ
3年前
1

【詩】渡り鳥

運河の渡しに佇むは 白い羽もつ渡り鳥 ぼんやりくらい闇を背に すらりとするどい姿が浮かぶ …

いしころ
3年前
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【詩】殺人事件

たったひとりの人が、ほんの少し気にかけて、ただの一言をかけてやる そうしてやることが出来…

いしころ
3年前

【詩】不自由なひと

白い杖で、足元を探る女がいる 義足で、階段を上る男がいる 声以外で、何かを伝えようとする少女がいる ああ 不自由だろうな そう眺めるわたくしが きっと誰よりもそうなのだろう ああ わたくしの心の なんと不自由なことか

【詩】月を見る女よ

月を見る女よ 月が愛しいか 寂しい月に見惚れる女よ その姿のなんといとけないことか 女は…

いしころ
3年前
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【詩】そらの血

澄み切った肌に鎌風走る 硬質な線が幾重も刻まれて 切り口を風が撫でる そこから白い血が揺蕩…

いしころ
3年前
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【詩】洞−ほら−

愛してるって言われてもさ 聞き流せるさ 愛してるって書かれてもさ 見過ごせるさ 君の言葉は…

いしころ
3年前
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【詩】空−から−

彼女は 別のことを考えている 隣で 腕の中で 僕の下で これには 意味は無いんだ ここには…

いしころ
3年前

【詩】灰の星

真っ赤な三日月小脇にかかえ ステップ踏むのもいいじゃない ちゅうぶらりんな惑星蹴って 火…

いしころ
3年前
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【詩】夢

夢をみるのは簡単なのに  人のせいで儚くなっていく   その脆さに助けられてる僕は卑怯かな…

いしころ
3年前
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【詩】蝙蝠と猫と蛇

逃げた逃げた逃げ逃げた コウモリの腕が突っ張った 逃げた逃げた逃げ逃げた ネコの蹄が反っくり返った 逃げた逃げた逃げ逃げた ヘビの翼が絡まった 逃げた逃げた逃げ逃げた 逃げた なんて あんたらが言うのは違うのよ 蝙蝠が嫌い  だから 蝙蝠から逃げた 猫が嫌い それで 猫から逃げた 蛇が嫌い なので 蛇から逃げた 負けたのとは違うのよ 選ばなかっただけ 好きなものをとるために あんたらの言葉を借りれば そう 逃げたのよ