見出し画像

【子ども】数学は好きですか?

9月の中学生のハローワークがオンライン開催になったと同時に20日に変更されたので、急きょ、元々開催予定だった5日は、中学生に人気のYouTubeチャンネル「スタフリ」の先生に来ていただいて、特別に授業をしていただくことに。


数学は好きですか?

いつもの神戸シュタイナーハウスとは参加メンバーもちょっと違い、私、えりか先生も進行役ではなく参加者の1人。なんとなく不思議な雰囲気でスタート。

「数学は好き?」と尋ねるスタフリの先生に、チャットで答える。私は「数学は好きだけど苦手」と書いてみる。そう。昔から、数学は好き。でも、テストの点数は進級が危うくなるくらい取れなかったので、先生に補習してもらったり、友人にみっちり家庭教師してもらったりしてたなあ。

子どもたちはというと、「好き」とか「できたら好き」とか、割と好きな子が多い。先生曰く、小学生は7割が算数好きで、中学生は5割、高校生は3割になってしまうんだって。


手品のタネを考えよう

さて、まずはトランプマジックのタネを考えるところから。ん?数学は?という疑問は置いといて、パソコンのスペックがよろしくないから、私には見破れそうにない。みんな、任せたよ!と思って観ていると、やっぱり、見破るのは難しい様子。タネを教えてもらうと「なーんだ、そんなことか!」ってなるのにね。

次のマジックは、数字を使ったもの。それぞれが好きな数を決めて、言われた通りに計算していくと、みんな同じ数になる・・・って、なんで!?今度こそタネを見破りたいなあと思って考えていると、いつの間にか数学を使うことになってる。遊んでいるつもりが、数学の勉強をしてる。なるほど、これも先生のマジックだったらしい。

子どもたちから、フィボナッチ数列やリュカ数の話が出てきたので、その辺りの説明もしてもらう。先生も子どもたちも楽しそう。

私はというと、フィボナッチ数列の話が出てきたところで、頭の中は松ぼっくりの裏側のイメージが浮かぶ。数列をたどって色塗りしたら面白そうだけど、中心は何色にすべきかしら。やっぱり白かな。家にあった松ぼっくりを紹介すると、「パイナップルもいいですよ!」と高田先生。そういえば、松ぼっくりは英語でpineconeだな。ああ、テスト中、こんな感じで妄想が膨らんでたから、私自身は数学で点数取れなかったんだったっけ。

(フィボナッチ数列の記事はこちら!)


まだまだ続く、数学の話!

その後も、計算を楽チンにするために数式をちょっと変えてみたり、斜線を引いて交点を数えてみたり、面積図を描いてみたり。

授業の終盤、数字がなかったらどうなるかな?ということで、「話し手はお題の図形を見て、数字を使わずに説明する。聞き手は、説明を聞いただけで図形を描く」というチャレンジを試みた。これがなかなか難しくて苦戦。私が話し手を引き受け、あとの皆さんは聞き手。酷い説明だったにもかかわらず、なぜだか、1人の大人の方にだけ正確に伝わった。これはもしかしたらジェネレーションギャップ?三角形を「おでんのこんにゃくの形」って言っても、チビ太のおでんを知らない中学生には伝わらなかったか・・・。

誰もが共通して使える「数」って大事だよね。色を伝える時にも使えるし、グラフを使えば、みんなが同じようにイラストを描くこともできるよ。そんなふうに、数学の多様な切り口を紹介していただいて、数学あるあるの動画も観せていただいた。こうして、いつもの神戸シュタイナーハウスとは一味違った、面白い学びが盛りだくさんの授業はあっという間におしまい。


中学生のハローワークに、スタフリの先生方が登場!

今回、特別授業をしていただいた先生は、スタフリでご活躍中。スタフリには他にも素敵な先生がたくさん!最近、国語で有名なあの先生も動画に参加されることが発表されて、ますます目が離せない。

スタフリのYouTubeはこちら

9月20日オンライン開催の中学生のハローワークは、そんなスタフリの先生方にゲストとして来ていただき、お仕事のことや人生観など、普段は聞けないようないろんな話をしていただく予定。直接質問を投げかけることもできるので、濃〜い時間になりそうな予感。中学生も大人も、ぜひご参加くださいね。

お申込み・お問い合わせはこちらまで
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSemB2PM_hf0N1K7lvXN1A_ERjrq6RMVWK-9cPQ9Gb480xNfkQ/viewform?fbclid=IwAR3YKYwW6E-KI014PzS3jp-6kLzneLzDlJt9-SskEQj_VH8h6ngF8F9z_8c


―――――――――――
えりか先生。神戸シュタイナーハウスでは、子どもクラスを担当。
小学校・放課後等デイサービスを経て、現在は児童発達支援事業所で障害児支援にあたりつつ、神戸・京都において日曜クラスの先生としても活躍中。
―――――――――――



お読みくださりありがとうございました! スキやコメントをいただけると励みになります。 サポートは子どもたちの活動費用に使わせていただきます。