最速感想配信。

これは前回投稿した「夏風や この涼しさは 冷や汗か。」の副音声的補足投稿です。話の纏まりや文章としての美しさ、趣に欠ける為、今回の内容を敢えて前回の投稿には載せませんでした。
しかし私自身の保身の為にも、ここは弁明及び言い訳をさせてください。今回はそういった場となります。
また私の純白なイメージを守る為のお話ではありますが、話のテーマが一切白くありませんので予めご了承ください。ブラウンです。


結論から申しますと、私の肛門ウォールマリアは完全に崩壊したわけではありません。一部崩壊です。良いですか?一部です。全壊ではありません。

では順を追って説明いたします。

まず、体育館のトイレですが、開いておりました。
つまり選択は間違っていなかったのです。
しかし、トイレの入り口から個室の入り口までのその僅か数メートルの間に一部崩壊してしまったのです。これは夏場特有の緩い便でなければ、持ち堪えることが出来たはずです。私のせいではありません。夏のせいです。
そのため、下着は到底履き続けることの出来ない状態となり、やむなくビニール袋を二重にして包み、帰宅後トラッシュボックスにインでした。学校のトイレのゴミ箱に捨ててしまうと後々問題になるのではないか、単純に臭い的なあれがまずいのではないか等、やはりこの窮地でもそういった点への配慮には冷静になれるものです。

次に及ぶ心配はユニフォームです。前回記述した通り、私は既にユニフォームを着用していました。従って、肛門ウォールマリア、下着ウォールローゼを越え、ユニフォームウォールシーナまで到達していた場合、もう私は逃げる道がないのです。
既にユニフォームを着ている姿はチームメイトにも顧問の先生にも見られていますから、「忘れました」などといった言い訳は通用せず、加えてトイレに向かったことも知られているので「飲み物こぼしちゃったので練習着でやります」とも言えません。
つまりはこのユニフォームは物理的なウォールシーナであるだけでなく、私の今後の学生生活を守る意味でも最後の壁ウォールシーナだったのです。恐る恐る、確認します。

ほっ、と一息。ウォールローゼは優秀でした。
幸いにもウォールマリアが全壊しなかった為に、ウォールローゼで喰い止めることができたのでしょう。正に不幸中の幸いです。
ということで、私は下着のみをテイクオフし、無事その日はノーパンで試合に臨むことができたというわけです。非常に爽快でした。


大変汚いお話になってしまいました。ですが様々な比喩表現を駆使して直接的な表現をかなり避けることが出来たのではないかと思います。やはりこの話は前回の投稿と分けて正解でしょう。

私は数え切れないほど腹痛に悩まされ、その度に神に祈ってきましたが、このエピソードはその中でも珠玉の作品だと思っています。なんたって「アウト」なんですから。いくつもの「セーフ」なエピソードを集めても「アウト」1つに勝ることはありません。チョコボールとは違うのです。
皆さんはいくつの「アウト」をお持ちでしょうか。

最後までご精読いただきありがとうございました。

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