【MLB紹介#2】映画『メジャーリーグ』とインディアンス
今回は2022年より、チーム名がポリティカル・コレクトネスに配慮して変更することになった
『Cleveland Indians/クリーブランド・インディアンス』
(現:クリーブランド・ガーディアンズ)
についてご紹介。
といっても、今回は競技に関することというよりは、映画との関わりについてです。
それは、1989年に公開されたコメディー映画、
『メジャーリーグ』です。
34年間も優勝から遠ざかっている弱小球団のインディアンス。
亡き夫の跡を継いだ新オーナーのレイチェルは1年の観客動員数が80万人を下回れば本拠地の移転が認められることを利用してマイアミ移転を目論む。
そのために集められた選手は
球速は滅法速いがコントロールが恐ろしく悪い刑務所上がりのチンピラ投手・リッキー。
足の速さはチーム一だが打撃はさっぱりのお調子者の外野手・ウィリー。
ストレートは難なくホームランにするが変化球では空振りばかりのブードゥー教信者・セラノなどメジャーとは名ばかりの奇妙な選手たちばかりだった。
選手を集めて心機一転スタートしたが、
シーズンが始まっても低迷を続けていた。
しかし、ある日、近視を克服したリッキーの活躍で快勝し、チームに勢いがつき始める。
60勝61敗となった日、チームはレイチェルの企みを知る。
これに発奮した彼らは怒濤の快進撃を見せ、ついに同率でプレーオフ、ヤンキースとの対戦に挑む。
展開は王道の劣勢をチーム全員でひっくり返すサクセスストーリーというわかりやすい内容でもあったので、幅広い層に人気があった。
なにより、スポーツ映画でコメディテイストで愉快な雰囲気が若年層に刺さった。
現実のインディアンスにも効果が現れました。
地元での人気はもちろんあったが、映画をきっかけに全米での知名度が上がり、
『地元だから』という理由以外のファンが増えたのだ。
人気が出た効果なのか、1994年頃は成績も良く『メジャーリーグ』効果?の恩恵を結果としても受けた。
さらに、それは観客数にも反映された。
1995年6月12日から2001年4月4日まで、ホームゲームで455試合連続満員御礼という記録を作ったのだ。
球団としてもモチベーション上がりますよね。
そんな、映画をきっかけに知名度と人気も上がっていったインディアンスのスウェットがオンラインショップに入荷しました。
1997年製、映画の影響を受けた頃のアイテムです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
※タカ・タナカは2なので触れませんでしたww
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