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【書く習慣Day29】「その月らしさ」がいつ生まれたのか妄想してみた

9月が後1日で終わることに、驚きを隠せない。

だって、1か月前とか冷房ガンガンにつけてたんだよ。今は冷房の「れ」の字も見えない。窓開ければ快適。夜は何なら少し肌寒い。

カレンダーを見れば9月が終わることは明らかだけれど、気温の変化は季節の移り変わりを感じさせてくれる。

10月になったら、どこかでススキの写真を撮りに行きたいな。

そんなことを考えて、ふと疑問に思う。「10月になったらススキの写真を撮りに行く」って今でこそ普通の考えだけれど、暦の概念が大衆に浸透するまではそんなことないはずでは…?

そんなことを考えて、暦についてちょっと検索してみたところ、次のような表現があった。

1年が約365日かけて巡ると初めて発見したのは、今から約6000年前の古代エジプトの人びとだといわれているよ。
エジプトでは、ナイル川が毎年、夏になるとあふれて洪水を起こしていた。そして、エジプトの人びとは、洪水が起こるころには、太陽が上る直前の東の空に、地上から見える最も明るい星シリウスが輝くことに気づいたんだ。
それをきっかけに観測を進めているうちに、星の見え方が約365日で一回りしているとわかった。そこで、365日を1年とするカレンダーをつくったんだ。

一般社団法人 日本時計協会

じゃあ6000年前からカレンダーってあったのかなあ…って思うけれど、これだと月の概念はなくて、1日~365日で区切っているだけになるのかな。

「今年も272日目だねえ。」とか言ってたのかな。6000年前のエジプト人。

そんなことを考えつつ、もうちょっと調べてみると、月の概念が生まれた記述があった。エジプト人たちが最大3桁の数値を使って日付を数えていた(たぶん)ときから2000年後のこと。

カレンダーの起源は、遥か昔の紀元前18世紀頃。古代バビロニア帝国の時代まで遡ります。(その頃、日本は縄文時代の真っただ中でした。)古代バビロニアでは、僧侶たちが毎夜寺院の屋上に登って、月を観測していました。そこである発見をしたのです。『月の満ち欠けは一定の周期で行われる』ということ。この周期を元に彼らは、新月から次の新月までを1カ月とするルールを決めました。これが太陰暦です。太陰暦の誕生で「月」や「日」の概念ができ、スケジュールを組む習慣が生まれたと推測されています。

株式会社 杉本カレンダー

この頃に年と日の間に月が入るようになったのかな。

古代バビロニア帝国って今でいうイラクの辺り。イラク首都バグダードの気温は日本と同じように7~8月が暑さの、12月~1月が寒さのピークのようだ。

じゃあ、今から約4000年前には「10月はススキの季節だねえ」と言われるようになったのかな。あ、でも古代バビロニアにはススキはないかも。でも、きっと「その月らしさ」が生まれたのはこの頃なんだろうな。

「暑さまだ続くのかなあ?」から「9月になったから、もうちょっとでこの暑さから解放される!!」に少しずつ変わっていった…のかもしれない。

【Day29】自分にとっての幸せはどんな状態か

前置きめっちゃ長い。本当はススキの写真の話で終わらそうとしたのに、気になったら止まらないタイプ。

でも実は、こういうのが好きなんです。私にとっての幸せは、きっとこんな風に、

自由に空想を広めることができる状態

です。妄想と想像と、少しの検索結果を織り交ぜて、様々なストーリーを紡ぎあげるのって、私はとても楽しい。

古代バビロニアに思いを馳せて、「やっべえ、月ってのがあるらしいぜ!Septemberって呼ばれるのになったら暑さが和らぐんだって!!」とか、「まだ12月だからこの寒さ続くぴえん」とか。今と同じようにそんな会話があったのかなあ、とか思うんです。

もちろん、今とは全く違う文化があったんだから、そんな短絡的なものじゃないのだろう。だからこれは、想像…どころか妄想の域もでないけど。

真面目に考えるなら、先行研究見て、エビデンスそろえて発言する必要があるのは分かっている。

だからこそ、ちょっと検索して、後は想像でカバーして、作り話を一緒に笑い合いながら話せる場って、楽しいなって思いませんか?

こういうのって、たぶん、心の余裕がないとできないこと。どーでもいいこと調べて、妄想たっぷりなnote書いて、でも、それって、一つの豊かさの形だと思う。生産性が、すべてじゃないのだよ。


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