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【インタビュー②】━子どもにとってのデュプロブロックの魅力とは━

こんにちは!STEAM Campusです🌈

今日みなさんにお伝えしたいこと。それは、デュプロブロックの面白さ!
では、デュプロブロックって何!?レゴブロックとは違うの?
と気になった方もいるかと思います。
こちらがデュプロブロックです。

通常のレゴブロックと比べると、大きさは大きいことが分かりますね!
高さはレゴブロックの2倍あり、体積で表すと8倍にもなります。

さあ今日はこのデュプロブロックの魅力を、STEAMキャンパスインストラクターY先生に聞いてみました♪
—Y先生、よろしくお願いします!

━インストラクターが考える、子どもにとってのデュプロブロックの魅力とは何だと思いますか?

うーん、なんだろうね。
一番最初に浮かんだことは、
【イメージが早く形になるということ】かな。

ただつらつらと【イメージが早く形になるということ】について綴っても、やや面白みに欠けるかなとも思うので、
STEAMの中から、Artに関する人物の紹介と掛け合わせた文章にしてみようかと思う。

タイトルをつけるとするなら、
「ダヴィンチとピカソとデュプロブロック」

でも、最初に登場するのはピカソでもダヴィンチでもなく、建築家ミース・ファン・デル・ローエ

━ダヴィンチでもピカソでもないんですね。笑笑
よろしくお願いします!

彼は「神は細部(ディテール)に宿る」という言葉を残した。
さて、デュプロブロックで細部というのは表現できるだろうか。
レゴブロックは細かな立体表現だが、残念ながらデュプロブロックはその特性上、細部を表現しづらい
ブロック自体が大きいから、これはどうしようもない特性であり事実なんだよね。

、、でも、それでいいんじゃないかな。
細部にこだわって時間をかけて作品を一級品に磨きあげていくことは間違いなく素晴らしい。
一方で「イメージが早く形になる」ということも同様に素晴らしいことだと思う。

レッスンでは概ね30分程度の”つくる”時間がある訳だけど、
子どもたちは、たった30分の中で、持ち前の勢いと爆発力を駆使し、満足感のある作品を仕上げることができているしね。

━たしかにそうですね。それぞれのイメージの中で、様々なストーリーを形にしていく。「その子らしさ」がその作品にはありますね。

作品のつくりあげる過程に進行状態を実感しやすいことは、アウトプットのモチベーションに対してとても大事だと思うんだよね。
集中力の持続時間が短く、興味関心の移り変わりの波が強い幼少期は、デュプロブロックと相性がいい時期だと思うな。

━そろそろ、ダヴィンチとピカソのお出ましですか??

正解。ここでやっとダヴィンチとピカソに登場を願うわけだが、レオナルド・ダヴィンチとパブロ・ピカソ。
アーティストとして非常に有名なこの2人なんだけど、実は作品1点にかける時間に大きな違いがあるんだよ。

レオナルド・ダヴィンチは細部に非常にこだわる人で、モナ・リザは描き上げるまでに3年以上も手直しを加えている。
実は生涯の作品数は15点程度しかないんだ。

かたやパブロ・ピカソは超多作、生涯に15万点以上も作品を世に残している。単純計算でも1日に5~10点以上もつくっていたことになるね。
ゲルニカほどの大作でもひと月半程度で完成をさせているんだよ。

この事実を部分的に切り取ると、
はやく作品が形づくられるデュプロブロックは、”ピカソ的”であると比喩してみるのも面白いかもしれないね。
ちなみに、パブロ・ピカソは生涯を通しての作風の変遷から、時期を分けて作品を評論されているんだ。(分類と代表作は下記の通り)

青の時代:自画像
ばら色の時代:パイプを持つ少年
アフリカ彫刻の時代:アヴィニョンの娘たち
キュビスムの時代:素人闘牛士
新古典主義の時代:海辺を走る2人の女
シュルレアリスムの時代:ゲルニカ、泣く女

子どもにもピカソと同じような作風の変遷がありますね。
みなさんのおこさんにはどんな作品の変遷がありましたか?

親御さんから「うちの子恐竜しかつくらないんですよねぇ」
なんて話をいただくことは何度もありましたが、

大丈夫です、気にしないでください。

すぐに次の時代がやってきますから。

━レオナルド・ダヴィンチもパブロ・ピカソも世界が誇る画家ではあるけれど、制作の過程にはかなり大きな違いがあるのですね。とても興味深いお話でした。

そうなんだよね。
さて、私の文章を校正してくださる編集者Yさん、
いただいたお題に対してこのような文章が書きあがりましたが、いかがでしょうか?
この文章を書き上げた時にたまたま隣にいたスタッフに、
「僕ってダヴィンチっぽいですか?それともピカソっぽいですか?」
って聞いてみたんですよ。
そしたら、
「何ですかそのよく分からない質問!笑」
「私の目から見たら〇〇さんは、どっちかって言うとダヴィンチっぽいですかね。」
だそうです。
ちなみに編集者Yさんは「ダヴィンチ」っぽい方なのでしょうか?
それとも「ピカソ」っぽい方なのでしょうか?

━私もY先生は「ダヴィンチ」っぽいなと思っています。私はどうですかね・・・今回のお話における「時間」という部分に関しては「ピカソ」に近いかなと思います。なんせ、何にしても豪快ですから(笑)細部まできちんとこだわれる「ダヴィンチ」要素もほしいですね。。。


━とてもおもしろいお話を聞かせていただきました。次回は、デュプロブロックを活用したレッスンの魅力やお家での遊び方なども教えていただけたらと思います!ありがとうございました🌈


今回はデュプロブロックのお話をさせていただきました。
弊社はレゴブロックの正規販売代理店でもあります。
様々なデュプロブロック教材もご用意ございますので、ぜひチェックしてみてください♪

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