福祉*母親からの愛

B型就労支援施設で働く20代後半女子の
感じたり、考えたり、学んだり
そんな日々の記録です

愛をもって接したい

特に男性の施設利用者さんと接していて感じるのは
家族、とりわけ母親からの愛情不足が
障がい特性以上に本人を苦しめているということ

母親からの愛情は
他者から愛される方法を身につけさせ
生きているだけで素晴らしいことを実感させる

愛される方法がわからないがために
天邪鬼な態度になってしまったり
過剰な接し方をしてしまったり
から回って、依存して、思い通りにならなくて
生きていることが辛くなってきて…

そんな悪循環に陥って
苦しい思いをしている人って
手帳を持っていない人にも多いんじゃないかな

わたし自身、円満な家庭で育ったわけでも
かといって最悪な環境で生きてきたわけでもないけれど
愛してほしかった時期に母親と一緒にいれなくて
「自分なんて」っていつも思っていた

幸い便利な世の中に生まれたから
いろんな媒体から自分を愛する方法を学んで
生きている奇跡に気づくことができたけど

学んだり考えたりする速度がゆっくりな人たちにとっては
けっきょく他者からの愛情が必要な場合もあって。
そういう状況だからB型就労支援施設に入所しているわけで。

だからわたしは、愛をもって接したい
みんながどこへ行ったって愛される
かわいがられる人になってもらいたいから

日々精進!

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