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2024中国旅18日目を振り返る!

「やっぱり大人数の食事会は好きじゃない。ましてや外国人しかいない環境でかつ自分が聞き取れない方言だけで盛り上がっているなかで一人黙ってご飯に集中するのはつらい。義理母から「少しは喋りなさい」と言われたが、話すも何も話題もわからないのに話せるか!という。家族や親戚だから食事会は行かなくちゃいかないという考えから脱却したい。+ 日本食は素材の味を活かす料理?中国料理は調味料で味を完成させる料理?」

これは5/18に書いた日記です。毎週末に行われた家族親戚があつまる食事会でのできごとです。

大人数の食事会が昔から好きじゃないんですよね。なぜなら、制限がかかるから。この人と久しぶりに会ったから話したいと思っても、どうしてもイツメン(この言葉ってもう古い?)と話してしまいます。イツメンから離れてその人のところへ行こうとすると「あっちに行くな!うろちょろするな!」と言われる始末。だから、好きじゃないんです。

もう一つ理由があります。今回のように、内輪だけでしか盛り上がっていない食事会にむりやり駆り出されるから。もちろんわたしは外国人の立場だし、中国人の嫁と結婚してなければ、彼らとしてこれが普通の食事会。わたしには口出しする権利はないに等しいです。

ただ、外国人(周りはみんな中国人)しかいない環境で、さらにわたしが聞き取れない湖州の方言だけで盛り上がっている。そんななか、ひとり黙って食事をするのは結構つらいものがあります。

「ワイ、ここでなにしてるんやろ?」

そう思うこともしばしばあります。

そこにプラスして義理母から

「少しは喋りなさい」

と言われました。

わたしとしては、、

「話すもなにも、話題もわからないのに話せるか!」

としか思いませんでしたけど。

日中夫婦の方々、こういう悩みありませんか?こういう場合、みなさんどのような対応しているのでしょうか?

個人的には、もう家族や親戚だから食事会は行かなくちゃいかないという思考停止の考えから脱却したいなあ、なんて思っています。

が!!!しかし、、、

無理でしょうね~。やっぱり中国人の性質を考えたとき、やっぱり家族同士の結びつきは強いですから。「それ、思考停止じゃない?」では済まないんですよね。しかたない、ここは我慢するしかない。。。そう思って、静かにご飯を堪能していました。

食べているとあることに気付きました。

日本食は素材の味を活かす料理、中国料理は調味料で味を完成させる料理ということです。日本食って完成した料理をお皿にのせてみたとき、見栄えがきれいでシンプルだと思います。中国料理は完成した料理をお皿にのせてみたとき、油もしくは調味料で液体が浮いている印象があります。

日本食たとえば、とんかつ、からあげ、さしみ。メインはあくまでも完成品ですよね。アクセントでちょっとソース、ケチャップ、しょうゆをかけるくらい。

中国料理はその逆で、調味料やタレに命がけです。味の決め手がどれだけ調味料やタレが上手く作れたか。こっちに比重が置かれている感じがします。

それをこの食事会で感じ取りました。これからも食文化について、注目していく価値がありますね。

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