類は友を呼ぶ

どんな場所や環境でも、不思議と自分とおんなじようなカテゴリーの人が集まるものだなぁと感じる。

働いている時は、そりゃそうだ、と思っていた。
職場って、性格の違いとか好き嫌いはあれど、組織で働いてるからか、そこまでカテゴリー違いの人はいない。少なくとも、20年弱の私の社会人生活の中にはいなかった。

私は2019年に第1子を出産した。
その後、産休育休でトータル1年9か月仕事をしない生活を経験。
人生初、学生でもない勤め人でもない生活。

ところで、社会人=勤め人なのだろうか?
学生でもない社会人でもない生活。
と書こうとして、迷った。
主婦って社会人に入るのかなぁ?
社会人の定義がわからない。
お金を稼いでいるか否か?

さて、話を戻して。
私は産休育休中、ちょっとばかしではあるが、主婦生活&ママさんな生活を経験した。
今まで長い間、会社というところで、たくさんの人を見てきたつもりだった。数年で転勤するから、今の職場で7カ所目。
人間の種類と言っては失礼だが、多様な人を見てきたつもり。対人センサーに関しては、随分と鍛えたれてきたつもり。

しかし、一歩違う世界に出てみると、さらにいろんな人がいるものだなぁと純粋に驚いた。

子育て支援センターによく通っていたのだが、とにかくいろんなママさんがいる。
年齢層も、個人的な背景も、ホントそれぞれ。
ホントいろいろ。これだけいろんな人がいれば、考え方だってそれぞれなんだな、って事も体感的に分かった。
働いていた時は、何につけても、白黒つけなきゃいけない、正解さがし、みたいなことを頭のどこかで考えていた様な気がする。
でも、ママさんな生活をしてみて、そんな思考、ムダだったんだな、と感じた。

支援センターで、仲良くなったのは、不思議と自分と似た様な背景をもつ人だった。
よく話しかけてくれるのは、私と同じく育休中のママだったりしたのだ。
ほどほどに人間関係の距離感を保ちたい私なのだが、気がつけば、そんなママさんがよく話かけてくれた。
お互い雰囲気で惹かれあうのだろうか?
不思議。

無理せず素の自分で過ごしていれば、会う人がよってくるものなんだな。
自分らしく。ってよく聞くけど、こういう事なんだな。

そんな事を感じた期間限定の1回目の産休育休生活だった。
先日、2回目の産休生活に入った。
今回の産休育休生活ではどんな事を感じられるだろうか。楽しみ。

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