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サンゴのトークイベント開催!

サステナブルアイランド石垣では2024年最初の企画として1月18日にトークイベント「時間と地域を横断した記録からサンゴの未来を考える」を開催致しました。

沖縄本島で海洋保全活動に長年従事されている日本自然保護協会の安部真理子さんを特別ゲストに迎えた今回のイベント。
当日会場となったチャレンジ石垣島のイベントスペースには、サンゴ保全や環境問題に関心のある方やマリン事業に従事する方だけでなく、たまたま観光で島を訪れていた方まで、幅広く約40名の方々にお集まりいただきました。

前半はサステナブルアイランド石垣の紹介と、ダイバーである和泉航平さんの「サンゴの基礎講座」に続き、ゲストトークとして今回お招きした皆様の活動についてお話しいただきました。
写真家の南條明さんからは、サンゴの産卵の美しい映像を交え2022年の白化現象について。
環境省の近藤千尋さんからは、石西礁湖のモニタリング調査の詳細な報告。
そして安部さんからは市民参加型のモニタリングプログラム・リーフチェックについて調査方法や結果、課題やサンゴ礁の危機が社会生活に与える影響についてもお話しいただきました。

後半のトークセッションではゲストの皆様にSII代表の田村とファシリテーターとしてアーヤ藍さんを加え、蓄積したデータを示す意義や地域の人がアクションする事の重要性、活動の中で感じる課題や保全活動へのモチベーションなど、私たちの活動にも通じるお話を語り合っていただきました。

様々な課題がある中それぞれの方法で解決へ向けて活動する熱い思いを、聴講いただいた皆様にも感じていただけたのではないでしょうか。

安部さんからも「寿司ネタがなくなってしまう」「日本の経済的損失は漁業で6000億円、観光業で6兆円以上」とお話しされていたように、サンゴ礁の危機は私たちの生活や社会に直結する問題です。
島に住む人々に身近な課題と知ってもらう事、そのための場づくり、社会の仕組みを見直す声を上げる重要性を改めて感じるイベントとなりました。

今回のイベントはフリーランスでイベントの企画運営などを手掛けるアーヤ藍さんよりお声がけを頂き、実現いたしました。

改めましてゲストとしてお話いただいた安部さん、南條さん、近藤さん
企画、そしてファシリテーションをしていただいたアーヤさん
準備から発表までお手伝い頂いた航平さん
会場をお貸しいただき、告知のご協力もいただきましたチャレンジ石垣島
何より、お忙しい中会場へ足をお運び頂いた皆様
誠にありがとうございました!

サステナブルアイランド石垣では今回の様なイベントや勉強会など定期的に開催してまいりたいと思います。継続的な活動のため寄付サイトSyncableにてご支援を受け付けております。

今回の様なイベントや勉強会などの定期的な開催の為、より具体的で実効性のあるアクションを実現するために、皆様のご支援や活動会のご参加をお願いいたします!

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