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”サンゴ保全連隊シン・サンゴレンジャー”石垣市にサンゴ礁保全のための庁内連携チーム発足!

先日、石垣市に全庁横断でサンゴ礁保全に取り組むための8課連携チームが発足しました。

環境課・企画政策課・畜産課・農政経済課・下水道課・水産課・観光文化課・学校教育課がこれに含まれ、複合的な問題解決が必要となるサンゴ礁保全へ、施策実施において協働できる体制となります。

SIIでは、先にご紹介した「要望書」を4月にまとめ、その後環境省や石垣市議会議員宛に働きかけをして来ましたが、かねてから下水道の問題を議会へ熱心に届けられている石垣達也議員のご紹介により、石垣市長にも要望書を届けて頂き、市長のご要望で発足前のこの全庁チームの皆さんへ要望書内容をご説明させて頂いていました。

6/14に石垣市の会議室において、石西礁湖が直面する水質汚染とサンゴ礁保全に必要なこと、ひいてはこれらの環境と地域の持続性維持のための社会経済的なデメリット、解決のための事例紹介などをプレゼンさせていただきました。

国連UNEPらが2022年にまとめた「観光セクターのためのサンゴ礁修復ガイド」では、サンゴ礁の移植やオニヒトデの管理、幼生繁殖事業などはあくまでも対症療法とされています。積極的に保全するにはサンゴが生きやすい環境の保全、つまり水質管理や土砂流出(赤土)管理などが必要とされ、このような基本をまずは理解して頂きたいと願っています。

この当時グループはまだ暫定的なメンバーでしたが、その後、調整を経て晴れて8/16に“サンゴ保全連隊シン・サンゴレンジャー”として発足し、新聞の一面で報告されました。


要望書は前回の投稿の通り、誓願書として12月の議会で審議されていきますが、そこから具体的に、石垣市の各課で改善のために実施すべき内容がはっきりとしてきます。議会での法令・条例整備と予算組み、石垣市での実行体制と、より実行可能な体制が具体化されてきています。

市民の意見を十分に入れて、協働体制を作っていきましょう!!

サステナブルアイランド石垣 Yoko

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