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見極めるんだ!

「無駄なことなんてない。」

僕はある意味ではこの考え方に賛成です。でも、ある意味ではこの考え方に反対です。

今日は、ある意味では反対になる理由を書いてみたいと思います。

生きてきた中で、こんな経験をしたことがある人はいませんか?

「いや、今それじゃないだろ!」と、思うような体験や、

「もっと、大事なことがあるだろ!!」と、思うような体験です。

僕は日々この経験を積み重ねています。そして人に失望を重ねています。まあ、諦めているんですが。だいたいは。それも見据えたうえで人には頼みごとをするようになりました。

ただね、僕とよしやろう!!と言ったことよりも、もっと大事なことをしているなら、仕方ないから何も思わないよ?でもさあ、バイトとか、遊びとか、課題とか仕事とか、んなもん今しなくてもいいだろが!ということを理由にしてなあなあになる奴は、もうほんとにかわいそう。やめてほしいわそういうのほんまにくそっ!

ごめんなさい。取り乱しました。冗談です。思ってないです。いや思ってます。ちょっと思ってます。

「本当に大事なもの」「本当に良いもの」

人に頼られる人になるコツ、人に信頼される人になるコツ、人に思い通りに操られない人になるコツ、大きな人物になるコツ、、、実はそのコツが、ここにあると僕は思っています。

人には、それぞれ好みや性格があって、みーんなが同じように良いと感じるものなんて、あるはずがないですよね。

ただ、世の中には、ほぼすべての人に共通して「良い」と感じさせるものが、「ある!」と僕は思っています。本当にどんな人にでも、感動を与えることが出来たり、大事なことを教えてくれたり、そういう力があるものですね。これを僕は「本当に良いもの」と呼びます。

例えば、音楽なら、「上を向いて歩こう」とか「Let It Be」とかとか、

洋楽が好きじゃない人に洋楽をお勧めするときに、ラップ調の最近の流行りの曲を聴かせて、ズバリハマる場合もあります。でも、そこでビートルズを聴かせてハマる確率は、グンと上がると思います。この歌が、どれだけ多くの人に愛される可能性が高いのかを、見極める力が必要です。

例えば、スポーツなら、この間のラグビーW杯日本代表のスコットランド戦ですね。

ラグビーが好きじゃない人にラグビーを見てもらいたいときに、南アフリカ戦をはじめに見てもらうのか、スコットランド戦を見てもらうのかで、全く変わってくると思います。つまり、この試合がどれだけ白熱した試合になるのか、予想する力が、必要です。

例えば、映画でもそうです。自分が映画を見に行くときに、この映画は果たして面白いのか、自分に何かを与えてくれるのか、を見極める力が大事です。

そんなん分からんやん。そして分からないから面白いんやん。と思いますよね。勿論そうです。Let It Be の良さが分からない人かもしれませんし、試合にぼろ負けしてしょうもない試合になることもありますし、映画がクソつまらない可能性もありますよね。

そう、これは、ほぼ才能がモノを言うと思います。できない人には本当にできない。ただ、やはり、人に頼られる人、人に信頼される人、人に思い通りに操られない人、大きな人物になれちゃう人は、この能力に長けていると思います。

「失敗するな!」とか、そういう話をしているわけではありません。

「本当に大事なもの」「本当に良いもの」を見抜ける能力、この大事さを伝えたいのです。

これは、才能がモノを言うのは確かですが、これが大事であるということを知っているだけで、全く変わってきます。

別に僕にこの力があるわけではありません。ただ、「本当に大事なもの」、「本当に良いもの」を見分けることが大事である、ということは知っているので、意識しています。できているかは別にしてね。その中で、一つだけ分かったことがあります。

「本当に大事なもの」「本当に良いもの」には絶対、

「人間の熱い感情が入っている」

ということです。

これから、少しこれを意識して物事に取り組むようになったら、今までとは全く違う景色を見れるようになると思います。そのヒントになればいいと思います。

もし、大きくなりたいなら、意識してみてください!

大丈夫.