色のない血液 1 星海 2019年3月15日 14:19 ああ、今日で10年か、だとか。誕生日とか、母の日とか父の日とか。死んだのか。そうだろう?と街中の広告と友人とSNSは幸福に見せかけたナイフをチラつかせてああ僕は殺されていくんだねぐりぐりと、尖った先を心臓に当てられてそう、僕は命が擦り減っていくなぽた、ぽた。色のない血液。日常を過ぎていくカレンダーを破って千切って捨ててやろうこんな気持ちを持って生きることに何の意味があるんだ たらたら。赤になれ。 #詩 #死 #自由詩 亡くなった義父の誕生日、心のそこに思うこと。 ダウンロード copy #詩 #自由詩 #死 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート