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うつの話⑦

こんにちは、あかりです。
今回は私が抱いていた、自分を追い詰める思考について書きます。それは何かというと、「人を嫌うのは悪いことだ」という思考です。

人は誰しも嫌いな人の1人や2人はいます。しかし私は、小学校から高校にかけて、「人を嫌うのは、私の心が狭いからだ。良くないことだ」と思っていました。今思えば、かなり異常な思考だとわかります。

小学生の頃は、毎年誰かしらにいじわるをされて泣かされていました。中学は比較的平穏でしたが、中3の頃のクラスメイトに陰口を言われ、心が傷つきました。高校では、きつい言い方になってしまいますが、完全に「嫌いな人」といえる存在がいました。それも3人ほどいました。

にもかかわらず、私は自分にいじわるをしてくる人も、嫌ってはいけない、仲良くせねばならないと思っていました。なのでとても苦しかったです。ときには相手が自分を嫌っていそうなのに、その人にも良いところはあるんだから、嫌ってはダメだと考えていました。

私が相手を好きでいれば、相手も私を好きになってくれたり、そこまではなくても円滑な関係を築けると思っていた面もあったのかもしれません。しかし、結果的に私は心を病んでしまいました。

カウンセリングをしたり、友達の話を聞いたりする中で、この思考は異常なんだとようやく気づきました。それ以降は、「嫌いな人がいるのは自然なことだし、誰かを嫌いだと思っても別にいいんだ」と思うようになりました。このようにマインドが変わったことは、私に非常に変化をもたらしたと思います。

もしかしたら、あなたにも「知らず知らず自分を縛り、苦しめている思考」があるかもしれません。一度、「~しなければならない」、「~すべきだ」と自分の中にある思考・マイルールを書き出し、見つめなおしてみるのも効果的かもしれません。私もやろうと思います。なるべく自由に、力を抜いて日々を暮らしたいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!私が考えたこと、体験したことが、少しでもあなたの役に立てれば幸いです。それではまた。

サポートしたいと思ってくれて、ありがとうございます!もし「こんなこと書いてほしい」があれば教えてくださいね!