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うつの話⑧

こんにちは、あかりです。

今回は久しぶりにうつの話を書きます。私は双極性障害で、3回入院したことがあります。1回目は2週間、2回目は1週間と、精神病の入院にしては短めでした。3回目は1・2回目とは異なる病院で、2か月間入院しました。

今回の話は、1回目の入院のときの話です。ある日、私はある人との関係性について悩んでいました。それを頼りになるOさん(仮名)に泣きながら相談しました。Oさんのおかげで私の気持ちはずいぶん整理できました。なのでとても感謝しながら自室へと帰っていったのですが、そこでAさん(仮名)に話があると引き止められました。

Aさんいわく、Oさんは毎日決まった時間にタバコを吸う習慣があり、それが今日は私が相談を持ち掛けたせいで吸うことができなかったのだと伝えられました。Oさんにとってはタバコを吸う習慣というのはかなり大事なものだったらしく、私はそうとは知らずに相談を持ち掛けてしまったので、軽く怒られました。

私はそのとき、かなり切羽詰まっていたので、相談を持ち掛けて怒られたことにかなり動揺し、そのことでまた少し泣いてしまいました。が、時間が経つにつれ、申し訳ないことをしたなと思いました。人は、「自分のペースを保つためにしている習慣」というものが存在していることがあります。私はOさんのペースを乱していしまったんだなと思いました。

正直に言うと、それならそうと言ってくれれば良かったのにとも思ったのですが、おそらくOさんは私がかなり切羽埋まっていることを悟って、言い出せなかったんだろうと推測しました。Oさんは優しい人でした。

これ以来、相手のペースを乱さないように行動したいと思うようになりました。かといって、普段の生活で常に心掛けることができているというほどのレベルには到達していません。それどころか、普段の私はあまり場の空気を読んでいない気がします。たまに、場の空気を凍らせてしまうこともあるくらいです。

Oさんの話からは逸れますが、空気って読むべきものなのでしょうか?ビジネスにおいてなら読んだ方がいいと思います。でも、フランクな友人関係においてまで読まないといけないとしたら、かなりしんどいと感じるのは私だけでしょうか?

私は今のところ、「譲りたくない部分は譲らない」という、見る人からすれば頑固に見えるようなスタイルをとっているつもりです。自分がそこまでこだわりがない部分は、空気を読んで発言するようにしているつもりです。どれくらい、それができているかはわかりませんが……。私も、私と一緒にいる人に気まずい思いをしてほしいわけではないのです。ただ、自分の意見を曲げたくないのに曲げるのは嫌です。

これは余談なのですが、友達が髪を切ったとき、普通は「かわいいね」というものなのだと思いますが、私はそこで「前の髪型のほうが好きだった」と言ってしまい、場が凍り付いたことがあります。なのでこれからは「それもかわいいね」と言い方を工夫するようにしようと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!また次回の記事でお会いできることを楽しみにしています。

サポートしたいと思ってくれて、ありがとうございます!もし「こんなこと書いてほしい」があれば教えてくださいね!