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名刺代わりの映画13選②

こんにちは、あかりです。

今回は「名刺代わりの映画13選」の5作目から8作目を紹介します。ちなみに前回の記事は以下です。

⑴パラサイト 半地下の家族

これは映画館で観ました。ギャップがすごかったです。前半はコメディタッチですが、後半から一気にシリアスになります。韓国には、こんな悪環境で暮らしてる人がけっこうたくさんいるのか…と思いました。もちろん、どんな国でも悪条件の住居に住むことを余儀なくされている人々はいると想像できますが、いざ映画にされると余計にその存在を思い知らされました。

初めのうちは、半地下に住む家族があらゆる手を使って、貧しい家庭だということを悟られないようにしつつ、お金持ちの家庭の世話役になろうと奮闘するのでおもしろいです。ここまでなら、ただのおもしろいコメディで終わるのですが、パラサイトはただのコメディ映画ではないからこそ、アカデミー賞をとることができたのでしょう。

後半になると、半地下の家族以上に悪環境で暮らしている人が出てきます。これ以上は言いませんが、なんだかとてもやるせない気持ちになる映画でした。生まれたときから、その後の人生がおおむね決まっているように思えてしまい、「どうすればこの貧富の差はなくなるのだろうか、そもそも今の社会の仕組みでなくなることなんてありうるのだろうか」と考えさせられます。みなさんもぜひ一度、観てみてください。

⑵マレフィセント

この映画はとにかく映像が美しい、ファンタジー映画です。みなさんは『眠れる森の美女』の物語を知っていますか?元々は、ディズニーがつくったアニメ映画です。あらすじは、「ある王と女王の間に娘が生まれた。その生誕祭に招かれなかったことに腹を立てたマレフィセントという悪の女王が、その娘・オーロラ姫に呪いをかけた。それは『16歳の誕生日が来たら、オーロラは糸車の針に刺されて死んでしまう』というものだった。ただし、真実の愛のキスだけが、オーロラを眠りから覚ますことができる、という条件付きだ。なぜマレフィセントがそんな条件を付けたかというと、彼女自身が『真実の愛など存在しない』と思っているからだった。」というものです。

そして今回紹介する『マレフィセント』のあらすじはこうです。「マレフィセントは、美しく自然豊かな妖精の国・ムーア国の女王。元々は悪の女王なんかではなく、心優しく勇敢な女王でした。しかし、ある経緯があって、人間の国に生まれたオーロラに呪いをかけます。しかし、成長していくオーロラを近くで見守り続けたマレフィセントには、心境の変化が訪れるのです。」

「ある経緯」というのが個人的におもしろかったため、あえて伏せました。本来の『眠れる森の美女』とはかなり内容の異なる映画となっています。ディズニープリンセスの世界観が好きな人も、アクション映画が好きな人も楽しめる内容なのではないかなと思います。

⑶レオン

緊迫の暗殺シーンから幕を開ける今作は、ズバリ「名前のつかない関係」が主題だと感じました。主人公は殺し屋の男と無垢な少女です。このふたり、かなりの年の差があります。が、作中ではともに行動することになります。というより、少女のほうが勝手に殺し屋についていくという感じです。殺し屋は子供と行動するなんて業務に響くし、子供にとっても危険すぎると突き放そうとしますが、少女はなかなか諦めません。

アクション映画であると同時に、ヒューマンドラマも描かれているので、両方を楽しみたい方におすすめです。

⑷ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密

こちらはミステリー映画です。ミステリー作家・ハーランの85歳の誕生日の翌朝、彼が死体となって見つかります。その犯人捜しを探偵・ブノワが依頼されます。あらすじはシンプルですが、登場人物が多いです。しかし、しっかり描き分けられているので、進んでいくうちに理解できると思います。

詳しくは書きませんが、サスペンス的要素もあるため、サスペンスが好きな方でも楽しめるかもしれません。お金持ちの館に、たくさんの訳あり登場人物、うごめく愛憎劇。そんなミステリーが好物の方はぜひ観てほしいです!

今回は以上です。次回は残りの5作品を紹介します。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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