アメリカで投資家探し!ベンチャーキャピタルとのミーティングまで漕ぎ着いた意外な方法!
スタートアップを試みた時点で、遅かれ早かれ “投資家探し” という壁は免れないもの。
夫がアメリカで起ち上げた現在の『PIKLIP』がそうであるようにー。
巷で語られるスタートアップの創業物語も “投資家探し” のくだりは欠かせないし、どんな苦労を重ね、何度ピンチが訪れ、それらをどう乗り越えたか...その過程が困難であればあるほどサクセスストーリーは面白いものです。
そんなわけで “Airbnb story” は、何度も読み返しました。
今や、会社評価額3兆円とも言われる大企業へと上り詰めたAirbnbも、初期段階では、数枚のクレジットカードを限度額まで使った、借金を返済するために特製シリアルを売りさばいた、売れ残りのシリアルで食いつないだ...そんな時代があったというのだから、そのくだりだけでも多くの起業家、スタートアップの若き創業者らは勇気づけられ、ロマンを感じ、沈みかけたボートを再度漕ぎ出す原動力になるに違いありません。
当時の “Airbnb” の投資家探しも一筋縄ではいかず、斬新すぎる奇抜なアイディアは、投資家からは理解しがたいものだったし、どうにか話を聞いてくれた投資家でさえも
「面白いとは思うけれど、私達の専門分野ではないんだ..」
「市場規模が我が社が必要とする規模に達していない」
こんな投資のお断りの常套句を聞き飽きるほど聞かされたと言いますが、もちろん『PIKLIP』だって、全く同じセリフを何度耳にしたことかっ!
【投資家探し】
ポートランドに住み始めて6ヶ月経ちました。
ここまで投資らしい投資を受けてずにいる『PIKLIP』は、当然、ほぼ自己資金での運営です。
『PIKLIP』の最初の本拠地として選んだポートランドですが、知り合いがいるとか、伝があるということを理由に選んだ土地ではないので、当初から投資家探しは難しいものでした。
加えて、ポートランドで行われた、とあるMeetupでのこと。
ある大手アクセラレーターから
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