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【SONY α6400 ILCE-6400】自撮り動画やYoutuber初心者用にレンズやオススメのアクセサリで快適にするまとめ

α7 III ILCE-7M3からα6400 ILCE-6400にメインのカメラを鞍替えしました。α6400は、動画撮影機として最強です!

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本記事ではα6400 ILCE-6400と組み合わせるレンズ選定や、他機材との住み分けの「思考過程」を紹介します。

レンズの選定ポイントを4つにまとめました。短いのでまずは周辺機器からいきましょう。

2020/9/16 Update 最強のソニーフルサイズ一眼カメラ、α7Cが発表されました!史上最強のカメラなので、ぜひ参照ください!


周辺機器1:シューティンググリップ

GP-VPT1

純正は、使い勝手が良さそうです。 握りながら録音開始、停止が調整可能です。
 
一方で、

1:無線操作ではない:ケーブルが飛び出してダサい
2:三脚にした時高さを調整できない

上記を了承できればこれが一番お手頃で操作性も良いでしょう。自分は軽さを一番 重要視しているため書を利用しています。


軽くて値段も1500円前後ととても安いので Gopro Hero7やDSC-RX0M2にも利用しています。

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周辺機器2:マイク

ソニー純正ステレオマイク:ECM-XYST1M

マイクも色々な種類がありますが、散財王の神ことDrikinさんが動画で比較しているので、ぜひ動画を参照ください。 

1:ケーブル接続不要、電源が本体から取れる
2:録音の指向性を調整可能(ショットガン、XYモード2種有
3:リミッター調整等の作業不要

の理由から私はこのマイクを選定しました。

しかし、明らかに設計上のデザインミスなのですが、自撮時にはディスプレイの前にこのマイクが来るので画面が見えなくなります!(oh my God) 

それでもこれを利用しているのには理由があり、未発売ですがスモールリグのプレートで対応予定です。他の機種用に設計されたマイクでもあるので、こういうことになるのでしょうね。。。

マイクを外部接続せずとも、本体マイクで十分に音は良いです。

外部接続は無しでも良いかもしれません。自分が何を撮影するかの目的、予算とご相談ください。

(2020年/6月追記)

待望の2chの無線マイクが出揃いました今まではRODE Wireless Goという無線マイクで感動していましたが、1ch収録で自分の声しか収録できず、対談時、友人と二人撮影で声が拾えず不便でしたは、2chマイクが登場です↓

周辺機器3:レンズ

一眼カメラ初心者にはレンズ選びは難しいです。今でも不明点が多いーー;

カメラ本体、レンズスペック、自分の目的で変数が変わり組合せ無限大だからです。

その分、理解すると楽しいです。

ハマるとレンズ沼に落ち、延々と他の隣の芝、砂漠の湖を探し続けて抜けられなくなります。

一眼カメラ初心者の時は、何がポイントでどうレンズを選定すべきかよく分かりませんでした。

そこでレンズのKPIをなるべく絞り、以下纏めます。

レンズ選定ポイント1:焦点距離 F値=明るさ、ボケの指標

一眼で動画撮影や写真撮影をしたい理由は、スマホカメラで不可能な「滑らかなボケを演出」ではないでしょうか。 だって単純に格好良いんだもん。

このボケの演出はレンズの明るさで決まります。

難しい単語で言うと「被写界深度(要するに奥行き感)」を出すには、レンズのスペックであるF値を見ます。

このF値が低いほど明るい。となります。

F=1.6:超絶明るい!
F=1.8:かなり良い感じのボケ演出①
F=2.0:かなり良い感じのボケ演出②
F=2.8:まぁぼかせるよね
F=4.0:多少はボケるかな。。
・・・・
F=16:ボケ無しクッキリ
 私も一眼カメラで綺麗なボケで動画撮影がしたいのでレンズは明るい物を選びます。

レンズ選定ポイント2:画角

次に重要なのが画角。どれ位の「横幅迄」レンズが画像を捉えるか。

下記はSONYのαレンズカタログに掲載がありわかりやすく画角が紹介されています。

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16mm:広ーい!
22mm:まぁ広いよね
28mm:まぁ広いよね
・・
50mm:人のポートレート取るのによいのね:狭くなってきている
70mm:人のポートレート取るのによいのね:狭くなってきている
200mm:超望遠

つまり、

1:数値が低いほど、画角が広い
2:数値が低いほど、広い風景や景色が撮影可
3:数値が高い(=画角が狭い)ほど、遠くが撮影可

この数値感覚に 最初は不慣れで何を言ってるのかさっぱり分かりませんでした。 

トリッキーなのがAPS-Cサイズ(35mm換算)という所。

ざっくりいうと、レンズの画角はセンサーサイズを35mmフルサイズ(光を読み込むセンサーが現状一番大きなサイズ)を基準に画角の横幅を決めています。

フルサイズのセンサーより小さいAPS-Cセンサーの場合には、35mmの画角の基準に変換する必要があります。

その変換は、

APS-Cレンズ記載の画角×「1.5倍」

上記カタログをみると、

・APS-Cレンズ:16mm=24mm相当(35mm換算)
・APS-Cレンズ:24mm=36mm相当(35mm換算)
とあります。

35mm換算にすると、APS-Cとフルサイズという異なるセンサーサイズのカメラでも、画角を統一した基準で認識できます。( 初心者には一番分かりにくい)

応用すると、カメラ本体にα6400を使い、

フルサイズ用レンズで画角20mm
APS-C用レンズで画角20mm(=35mm換算で30mm)
と違うレンズを利用すると、同じカメラ本体でも画角が違います。

APS-C用レンズだと30mm相当のため画角が狭く(上記3)なります。

レンズ選定ポイント3:重さ

カメラ本体+レンズの重量は「機動力(持ち運び)」に影響します。

重いと外出先で疲労し持ち歩き回数が減ります。(超大事!)

レンズ選定ポイント4:画像の綺麗さ、色合い(値段と比例!?)

レンズは値段が高い程、綺麗な良い画が撮れます。

綺麗の基準は 人夫々ですが、 汚い基準は同じで、

レンズに曇りがかっているような印象
色合いが汚い等
画素が潰れている
です。

この辺は、好みが大きいので良いレンズをつけて撮影実験してみることをお勧めします。

レンズ選定ポイント5:その他

手振れ補正(OSS)や、AF(オートフォーカスの追従)の速さ等、選定ポイントは他にも多々あります。

上記4点をレンズ選定のKPI(重要なポイント) にし、α6400 ILCE-6400のレンズを選定しました。

α6400 ILCE-6400向けに選考したレンズ 

クオリティ編1:SEL1670z

ソニー SONY 標準ズームレンズ Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1670Z

重さ:308g
値段:7万円前後
参考情報:価格コム

実例:Drikinさんが動画内で紹介しており、決め手は結局これだったかな。近日中に購入予定です。

クオリティ編2:SEL1018

ソニー SONY 広角ズームレンズ E 10-18mm F4 OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用

重さ:225g

値段:7万程度

参考情報:こちらの公式

実例:この動画の14:08秒ごろ

コメント:OSS付(レンズ側の手ブレ機能)で、10mm(35mm換算で15mm相当と超広角!な所がポイント。これはSEL1670zと最後まで迷った。

SEL1018:10mm(35mm換算で15mm相当)の超広角

vs

SEL1670z:16-70mmの間のズーム機能で、

私はズームを取りました。

画角が広い絵を取りたいのは徒歩時の自撮り動画で、その際は重量の観点からGoproHero7かRX0M2で撮影するので、ズームを採用です。

「Gマスターレンズ」というソニーの高級レンズの選択肢もありますが、値段が20万円とかなので、初心者にオススメのレンズとしては選定基準外とします。

広画角編1:SEL16F28

ソニー SONY 単焦点レンズ E 16mm F2.8 ソニー Eマウント用 APS-C専用SEL16F28

重さ:70g

値段:1-2万円

広画角編2:SEL20F28

ソニー SONY 単焦点レンズ E 20mm F2.8 ソニー Eマウント用 APS-C専用SEL20F28

重さ:70g

値段:3万円前後

上記2つはどちらも単焦点の「パンケーキレンズ」と呼ばれています。

違いは 画角の広さと、試し撮りしてみた感想は、AFの速度の違いでした。

・SEL16F28:AF時にグググと追従の悪さ、画角が広い、安い・SEL20F28:AF快適、画角が上記より狭い、高い

発売時期も違い開発時代背景も差異があると思います。

上記二つは下記アクセサリが取付可能で進化します。

広画角編3:VCL-ECU2.

ソニー SONY ウルトラワイドコンバーター VCL-ECU2

重さ:125g

値段:1万円前後

参考情報:こちらの動画

VCL-ECU2を取付けると、SEL16F28はフルサイズ換算で24mmが「18mm相当」に画角が広がります。これは超広角です。

GoProの画角は14mmにかなり近づくので、徒歩時の自撮時にはこれで撮影予定です(重いけどね) 

ということで、私は「広画角と軽量」さを最優先にして、SEL16F28+VCL-ECU2をどちらも中古で購入し2万円に抑えました 

広画角編4:Art 19mm F2.8 DN

SIGMA 単焦点広角レンズ Art 19mm F2.8 DN

▶1.5倍→28.5mm(35mm換算)

重さ:140g

値段:15,000〜16,000円

本選択肢もありましたが「70gに比べ重く画角が狭くNG」

その他のレンズ

APS-C シグマ 16mm F1.4 DC DN Contemporary

▶1.5倍→24mm(35mm換算)

重さ:405g

値段:4万円前後


画角は良いが、AF時の音がきになるとの噂、圧倒的に重いので見送り。家用に欲しくてまだ迷っています。AF音、3分30秒に検証有り。(カタカタ音煩いので写真向きかな)

シグマ 24mm F1.4 DG HSM Art for Sony

▶1.5倍→36mm(35mm換算)

重さ:665g

値段:10万円前後

参考情報:重すぎてNG

E 24mm F1.8 ZA(Sonnar T*)

▶1.5倍→36mm(35mm換算)

重さ:225g

値段:8万円前後

ZWEISレンズ(高級レンズメーカー)なので画質は最高だと思うのですが、画角が広すぎ、重くてNG。

SAMYANG (サムヤン)AF 35mm F2.8 FE

▶1.5倍→52.5mm(35mm換算)

重さ:93g

値段:4万円前後

実例:Drikinさんの動画参照:2時間33分ころ

 画角が狭くてNG

さいごに

α6400 ILCE-6400を動画撮影、写真撮影で利用時の レンズ選定ポイントをまとめました。 市場には多種類のレンズがあり、多変数のため、自分に合う レンズ選定は難しいと思います。

私もレンズ選定にとても時間がかかり苦労しましたが、 分かると面白くなります。

少しずつポイントを覚え、自分の目的に合ったレンズ選定の参考になればと思います。

レンズを買ったら動画編集がしたくなると思います。その際はモバイルディスプレーがあると編集作業の効率が劇的に上がります。

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