ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:AIサービスを組み合わせて何をすべきか
Chat GPT 最高に楽しいですね。凄いことは理解したが、使い方に迷う。何ができるか・何に活用・応用するか・何ができる、何ができないのかを考えながら応用して副業になるか研究して行きます。
今回の記事の想定読者は、インストールの仕方やログインの方法パスワード設定などは既に済ませてあり、ChatGPTをどう駆使して行こうかと考えている人です。
ChatGPTの基礎は東大の松尾 教授の資料を一読することをお勧めします。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:Google Apps Scriptで調査やリサーチを外注
ChatGPTのAPIを利用すると、Google スプレッドシートできます。これが異常なほど便利です。
Google スプレッドシートには Google Apps Script という Excel でマクロのようなものがあります。このマクロのようなものを使って Google スプレッドシート上の作業を自動化することが可能です。この自動作業とChatGPT を連携して Google スプレッドシートの作業を効率化するものです。
ChatGPT は投稿ま・質問を繰返し回答を待つ時間が無駄なのでスプレッドシートで一括質問し回答入手可能です。手順は超絶簡単なので絶対に実装した方が効率が上がります。
ここまでは誰でも可能で、スプレッドシートで「何を埋めるべきか」が本題です。
実際に利用してみてわかってきたことは、
例:縦軸に身長・体重・足のサイズ・年齢、、などを記載、横軸に各AKBメンバー名にすれば、一定の基準の同じ質問で他者比較の場合に有効。
スプレッドシートの良い部分が発揮できる。
わかりやすく AKB を例えましたが、
ビジネスパーソンが知りたくて、縦横並べて比較する場合には超絶効率が上がる。
ビジネスモデル
競合調査
市場規模
リスク
メリット
デメリット
参入障壁
専門家は誰か
など、各テーマごとに聞くと新規事業の、どのドメインに参入するかが一気に比較可能。強烈すぎる。コンサルとしてはかなり仕事が減りクリエイティブなことに時間が費やせる。
直近の数値が知りたい。のような場合にはデータセットが整っていない場合があるので普遍的なことを聞いた方が効果を発揮する。
また、スプレッドシートのセル内に書く「アウトプットの形式」を整えておくことがとても重要だということが分かっています。
簡潔に記載してください
箇条書きで5つ記載してください
時系列で記載してください
3x3のマトリックス形式で出力してください
など、どのように出力をして欲しいかをきちんと質問記載が便利です。
いきなりリサーチに入らず、 仮設思考で縦横の方を作ってからリサーチをするような人の場合、スプレッドシートとChatGPTの相性は抜群。
上記の本を体得している人にとっては無限に応用が湧いてくる。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:複雑な文章を要約して図解する
例えば下記のような複雑すぎる文章を要約し、図解してみたい
山沿いに雪雲や雨雲
きょう25日、日本付近は冬型の気圧配置になっていますが、関東甲信地方は上空の寒気や気圧の谷の影響を受けています。
12時半現在、関東甲信地方では所々に雨雲や雪雲がかかっています。気象庁の推計気象分布によりますと、神奈川県西部の山地では雪となっている所もあります。
山地では積雪や路面の凍結に注意
画像:tenki.jp
神奈川県や山梨県の山沿いでは、今夜遅くにかけて雪や雨の降る所があり、山地(標高500メートル以上)では積雪となるでしょう。
あす26日(日)午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、
(神奈川県)
西部の山地(標高500メートル以上):5センチ
(山梨県)
中北地域の山地と峡東地域の山地:1センチ
峡南地域と東部:5センチ
富士五湖:7センチ
箱根や富士五湖周辺でも積雪となる可能性があります。土曜日で、お出かけされている方も多いかと思いますが、車の運転は積雪や路面の凍結に注意が必要です。
なお、予想より降水量が多く気温が低くなった場合には、平地でも積雪となり、山地では大雪となる恐れもあります。最新の気象情報にご注意ください。
冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」
画像:tenki.jp
この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3)時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4)時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5)こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
もう何を言っているのかわからない!
結果はコチラ。Graphviz onlineの左記に出てきたコードをコピペするだけ。
複雑な因果関係がるような文章を図解する場合に参考にしたい。医学論文・製薬の話、研究論文などの簡易把握で活用余地あり。 今回は、可視化にGraphvizを活用したが、統計解析時には、標準ツールの「R」でコードで書いてもらうことも可能だ。
世界中で一般的に使われているツールで可視化することが、ChatGPTに 任せる時に有効なようだ。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:iPhoneのショートカットで呼び出す
OpenAIのAPI KeyをコピペするだけでiPhoneのショートカットにChatGPTを実装できる。Siriでも呼び出せて大変便利。
ChatGPTは出力するまでに時間はかかるがiPhone で呼び出しておいて少し時間が経ったら答えが返ってくるという体験はちょっとした秘書を雇っているような感覚に近い。能動的に検索・探索せずに、ちょっと喋っただけで自動的に回答を得られるのが Google の体験にはない感覚がある。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:Google Apps ScriptでGoogle Docsと連携
Google ドキュメントと連携するということは要するに文章を書いてもらうことです。下記の事例の場合ブログを書かせるアイディアで Google ドキュメントをうまく活躍しています。
ブログを書く際に何をテーマに変えたら良いかなどをアイデア出しに使うのは有効だと思います。
一方でブログを使うのであればChatGPT だけでなく他のツールがあることも記載しておきます。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:AIコピーライティングBuzzTai
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:AIコピーライティングCatchy
ChatGPTだけが特別優れているわけではないということがわかります。
今後はこのように AI を使ってブログやコピーライティングに特化したものが数々出てくると思われます。
ここでも課題になる本質が、
楽しみでやるのであれば何を書いてもいいわけですが、儲かる話題はとなるのであれば話は別です。
結局が企画やテーマコンセプトなど戦略立案が一番重要になります。
肝なのは、
検索ボリュームがあるか
課金筋・マネタイズ方法があるか
自分がスキで継続可能か
結局はこの3点に尽きると思います。
検索ボリュームに関してはラッコキーワードというツールを使えばある程度検索エンジンでボリュームがあるかどうかは判断可能です。
課金筋・マネタイズは、
が大半です。アフィリエイトで儲けるには基本的な単価の高い商材で還元率が良いものを選ぶということが鉄則です。リクルートなどが実際に事業運営しているような不動産・人材・自動車・保険・結婚式・保険などが高単価×検索ボリュームも大。
会社に勝てない個人の場合はニッチで、自分しか知り得ないような大ファンである市場サービス、お金を出してでも買いたいと思われるブログが一番。
それを誰かが教えてくれるはずもなく自分自身でブログを書いて検索数を見ながら自分で改善修正を繰り返していくしかありません。
しかしヒントあります。
企業がマーケティング費を膨大にかけて売ろうと思っているサービスの大きな山に乗るということは意識して変えた方が良いです。
例えば Amazon や Apple は年に数回大きなマーケティング費用xようなイベントがあります。そこでは人が多く集。のでその周辺でビジネスを考えるというのが基本戦略となります。
Apple やAmazonだけでなく女性ブランドやアパレル商品でも年に何回もマーケティングやキャンペーンをやっているのではないでしょうか。
そういう大きな波に個人が乗っかるというのが大企業のマーケティング一のビッグウェーブに波乗りで稼ぐコツです。
下記にも新しいChrome拡張があり、Google ドキュメントと連携できるので記載しておきます。Google app Script のコピペ手順が不要なのでこちらの方が楽かもしれません。
環境構築手順
手順1:Chrome 拡張のインストール
https://workspace.google.com/marketplace/app/gpt_for_sheets_and_docs/677318054654
手順2:Open AIからAPI keyの取得(この辺は検索ください)
手順3:Set API Keyに手順2でコピーした API キーをコピーペースト
手順4:Launch sidebarで右側に自分の指定したいキーワードを記載、あとは出力を待つのみ。
ヘルスケア市場に参入したい企業向けのオンライン診療をテーマにしたビジネスブログの構成、と入力したら下記が出力されました。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:回答の内容を整形する指定は覚えておくべき
例えば、ブログの記事を書かせるときには、以下のような文章の整形・記載の指示方法を覚えておくと良い。
XXXについての記事を書いてください。以下の条件で記載してください。
・ビジネスシーンでも読みなれている文体で簡潔に書いてください
・具体例を入れてください
・解決方法を必ず入れてください
・5段落以上で記述してください
※数字は可変だが、どのように整形するかは自分次第。
他にもnote社では下記のような指示(プロンプト構文)を推奨していた。ChatGPTに立場(プロの編集者・コピーライターで。。など)を限定させるのは有意義。
・文章をグルーピングして、それぞれにタイイトルをつけてください
という文章の整理手法もあるので覚えて起きたい。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:簡単なプログラミングをさせる
ChatGPTではプログラミングも可能。自分が思い描いているような動作をチャット GPT にすると実際にプログラミングのコードを返します。
実際に自分の希望の動作をGoogle Apps Script を書かせてみましたが実際に動作したので衝撃を受けました。
ここでも結局は何がしたいのか?何が課題でどんなものを作りたいのかというようなものがないと、へープログラミングもできるのか。で終わります。
強力な武器を手に入れたわけですから、仕事や生活・勉強など、事あるごとに、コレを自動化できないか?と考える癖をつけるとプログラミングで生産性工場できます。
上司から言われためんどくさいエクセル作業や Google スプレッドシートの整形などをプログラミングで終えることができました。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:まとめ
ChatGPTやAIを活用するには、
簡単や情報の入力に伴う 文章の出力では、叡智や深い経験・洞察を感じたり、人が動くコンテンツにはなりにくそうだ。アホが入力してもアホなことしか出ない法則と同じようだ。
文章の世界でも、小説やポエムのような人が感動するような記事の相対的な価値が増しているように思う。 しょうもないSEO記事や、こたつ記事、提灯記事などは淘汰されていくんだろう。
まだバリューがあると感じるのは、複雑な要素が絡む物事を言語化し、ビジュアルで説明する能力だ。
まだ複雑な事情を構造化し、見やすいビジュアルに落とし込むジェネレーティブAIは見当たらず、調査の対象にしている。
日々の仕事でAIにやってほしいのは、複雑な事情を言語化した後、上記の本のような形で構造化し、図解にして欲しい。
ただ、ChatGPTでは情報の整形で「グルーピングし、それぞれにタイトルを付けて」ということもできるので図解前の構造化には一役買うかもしれない。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:おまけ1:ロゴの自動生成
下記のようなサービスを使えばロゴを自動生成して使う事ができます。こんなものまで無料で自動生成できる時代になってしまいました。最高ですね。
テキストで自分の好きな単語と、それをどういうイメージで出力したいのかをテキストで入力しただけで下記が出力。最高ですよ。
他にも無料ロゴメーカー:hatchfulがある↓
こちらはBrandmarkはフォントの多様性に強い印象、hatchfulはフォントだけでなく、ロゴマークの方に注力して出力してくれる印章だ。
試しにロゴを作って T シャツの販売でもしてみると良いだろう。
何のサービスともにこのデザイン出力を入手するまでユーザー登録すらしていない状況だ。
ChatGPTの使い方まとめ 何ができるか:おまけ2:WEBの自動生成
Midjouenyも破壊的です。Midjourneyは、テキストの説明文から画像を作成する独自の人工知能プログラム。画像自動生成も類似サービスも多数存在。
例1:Stable Fusion:業界先駆者
例2:chilloutmix:アジア人っぽい実写風画像を生成するのに向いている
例3:koreadolllike:人形のような見た目の韓国人女性っぽい容姿を実現する
画像生成の時にどのような画像を作って欲しいかというテキストを入力しないといけないのだがこれが呪文と呼ばれている。
この呪文をいかに設定するかが一番の肝・ノウハウのため、その呪文を販売しようという輩も存在している。
AI画像生成と言っても教師データがあるわけで、法律や気持ち悪さもあるので留意が必要。
画像にもAIが参入し、動画生成も開発が進んでいる。
ここまで来ると、手持ちの武器はといえば、、
AIによる、書きをすでに獲得した
・テキストの自動生成
・画像の自動生成
・簡易のプログラミング
あとは、何をスべきか?どうクリエイティブに使うのか?また、それを発想すべきなのか?が次の問いになる。
これはイノベーションの源泉とも同じで多様な人と話、書籍を読み、様々な体験をして、ツールを使い、自分の頭で考える。そしてそれを人にぶつけてフィードバックをもらい意見を改善し、磨き続ける。
コレこそが答えだ。
自分が大学生に教えている内容そのものである。それを検証するプロセスやツールがたくさん増えただけのことだ。しかも最強の武器として。
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